日本京都寶吉祥仏法センター開光17周年 獅子吼観音灌頂法会

2025年6月28日、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェ は、日本京都寶吉祥仏法センターにおいて開光17周年記念法会を厳修されました。本法会では初めて、 獅子吼観音灌頂法門が修され、無数の有情衆生が法益を受けました。

午前7時30分、リンポチェは道場にご入座され、予備法を修されました。午後の法会の開始前には、悲心をもって日本の信衆および中国から参集した弟子をお会いになりました。午後2時10分に法会が開始され、4時30分に圓満したまでに、終日、ほぼ九時間にわたりリンポチェは一切休息されることなく、菩薩道の大修行者として、衆生を利益する「疲れを知らぬ行」をお示しになられました。

法会を始め、リンポチェが壇城にお上がりになり、諸仏菩薩に頂礼された折、尊身から光明が放たれ、壇城の諸尊聖像もまた光を放ちました。これは、衆生救済の大悲願力が諸仏菩薩と完全に相応していることの現れでありました。法会の間、リンポチェの尊身は金色に輝き、壇城は黄金の宮殿のごとく荘厳となり、一時は本尊と相応された忿怒相を示され、金剛のごとく威猛にして、法音は雷鳴のように低く響き、大地は震動し、殊勝並びに実に不可思議でありました。

リンポチェは大衆に観想を慈悲深くご教示され、身・口・意およびトルマの灌頂を授けられました。さらに自ら先導して、獅子吼観音の真言を一音一音丁寧に念誦させられ、大衆の累世にわたる習気と垢障を清浄にし、病魔と業障を滅し、修行を妨げる違縁と障碍を一時的に止息されました。会場の衆は、勝妙なる香気を感じる者、大地の揺れや全身の熱感を感じる者など、その加持力は実に不可思議でした。上師の広大なる慈悲力と清浄なる加持を受け、多くの者が感涙を流し、称讃を惜しみませんでした。

本法会には、日本、中国、台湾などからの弟子、総計126名 が参列しました。

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2025 年 07 月 09 日 更新