225:人身得難し、生命無常、上師遇い難し、仏法聞き難し、因果寸分も違わず、涅槃寂静

一つの因縁の結実により、2002年11月、法友の慧蓮さんによるお引き合わせがありました。慧蓮さんには衷心より感謝致しております。妹の瑟芳は、山の上からおよそ12階の高さのロープーウェイに乗り、振り落とされ、生命の危険はなかったものの、ひどい傷を負い、手術を受けた後、家で静養しておりました。ある友人に慧蓮さんに渡して欲しいと頼まれたものがあり、慧蓮さんは家までそれを取りに来てくれました。その時、瑟芳の顔の傷を見、事の顛末を聞いた後、徳を具えた上師リンチェンドルジェ・リンポチェが瑟芳を助けてくれるだろうと教えてくれました。早速次の日、母、馨文、子供は寶吉祥宝石店に赴きリンチェンドルジェ・リンポチェに拝謁を請いました。上師リンチェンドルジェ・リンポチェが諄々と説かれる教えから、これが因果によって引き起こされたことを知りました。また、上師リンチェンドルジェ・リンポチェは、私達を助けることを即、約束して下さり、その場で加持を授けてくださいました。帰宅後、母が真の上師に出会ったことを口にしていました。続いて私(鈴惟)も上師リンチェンドルジェ・リンポチェに謁見致しました。初めて上師にお会いした時、理由なく涙が止め処なく流れ、まるで救世主にまみえたように、胸中は言葉に尽くせない感覚に捕らわれました。感動に咽び、この上師に近付きたいと思いました。只、この方が類稀な徳を具えた上師だということが分かりました。(その後、上師に、何故上師を一目見ただけで涙が自然に溢れたのかをお伺いすると、ある一世において上師に付いて修行したことがあったが、しっかりと修行しなかった故に、上師の慈悲を更に深く感じたのだと説かれました)。初めて上師リンチェンドルジェ・リンポチェにお会いしたその時から、この方が正真正銘、衆生を利益する非常に得難い上師であることを理解し、家族全員、この上師に皈依することを決心しました。上師は、最初の頃は毎週、現在は毎月一度、衆生の為に途切れることなく施身法を修されています。世界中を見渡しても、この様に慈悲の願力と能力に満ち満ちた上師の存在を耳にしたことがありません。上師リンチェンドルジェ・リンポチェの身体があまり健康でない事を皆は知っています。しかし、これを理由に衆生利益を減らしたことはありません。常に病院へ赴き病人に加持を授けられています。衆生が困難に出会い救いを求めたなら、上師は一度として拒んだことはありません。上師リンチェンドルジェ・リンポチェに対する尊敬の念と上師の慈悲深い心を思うと、涙が止め処なく流れ落ちます。真に衆生を利益しようとする上師!どうしてこの様な上師が存在するのでしょうか?

通常、法会上において、上師は一回、また一回と面倒を厭わず私達を戒め、督促し、導き、処罰を与えることさえもあります。では、極力忠告するのは何故でしょうか?只単に、私達を善に向かわせ悪を断ち切らせる為であり、更には、私達がこの生死から解脱し、再び輪廻しないことを願っておられるからなのです。上師リンチェンドルジェ・リンポチェはこの様に気を配られ慈悲深い方なのです。その感動は、只、心で理解できるだけで、言葉を以って伝えることはできず、敬虔な心持ちで諸仏、諸菩薩に感謝致したいと存じます。三代に渡る私達一家は、このような因縁、福徳に恵まれ、上師リンチェンドルジェ・リンポチェに皈依し、仏法に接することができました。私達弟子は、必ずや教えに従った行いをし、日常生活においては、人、事、物に対して、貪瞋癡を戒めます。

上師リンチェンドルジェ・リンポチェに皈依してから現在に至るまで、家族の健康状態も徐々に良くなり、私個人の性格も大きく変化し、身辺の一切はとても順調に行くようになりました。全ての些細な事に対し、上師リンチェンドルジェ・リンポチェの御恩に感謝致します。人身は得難し、生命無常、上師は遇い難し、仏法は聞き難し、因果寸分も違わず、涅槃寂静。この人の身を更に大切に思い、この生に誠実な心、肯定的な心、決定的な心、必然的な心、必ず定まった心、勇敢な心で向き合い、上師リンチェンドルジェ・リンポチェを信じ、上師リンチェンドルジェ・リンポチェに従い上師と心を合わせ、一点の疑いもなく仏法を信じ、仏法事業を成就させ、衆生を利益します。この様な因縁、福徳によってこの様な寛大で慈悲深く願力のある上師に巡り会え、感謝致しております。有難う御座います。身、口、意を尽くしてこれらの御恩に感謝申し上げます。

慈悲のリンチェンドルジェ・リンポチェを礼賛致します。
光明の如き智慧は実に殊勝である
深い密意を表す重要な御言葉は宝珠の如し
迷いの衆生を済度する為に教化し
絶え間なく衆生を思う忠告は遠くまで流れ往き
一切の経典は生活の中に存する
これにより、多くの衆生が悟りを得られるのである。

弟子 林素華、2003年1月11日、上師に皈依。法名 慧中卓瑪。
弟子 張鈴惟、2003年1月11日、上師に皈依。法名 慧史卓瑪。
弟子 張馨文、2003年1月11日、上師に皈依。法名 慧茵卓瑪。
弟子 張瑟芳、2003年1月11日、上師に皈依。法名 慧佳卓瑪。
弟子 姫崇益、2003年1月11日、上師に皈依。法名 公處定思。
弟子 姫崇凱、2003年1月11日、上師に皈依。法名 公處定迪。
弟子 張書齊、2003年1月11日、上師に皈依。法名 公處定大。
2008年12月16日

2013 年 03 月 11 日 更新