223:驚嘆するばかり!

2003年7月、8月の間に、兄弟子王さんからある凄い成就者が居て、その方は過去と未来の予知が出来るし、数え切れない衆生を助けたと言いました。無知な私は「そんなに凄いの?」と口を滑らしてしまって、王さんが自分の命はリンチェンドルジェ・リンポチェに救われたと続けて話してくれました。SARS ウイルスを罹った時リンチェンドルジェ・リンポチェが彼のために修法加持し、さらに護輪を賜り、それによって命が救われ、一回は死んだものの生き返ることができた後は仏法を学び、輪廻から解脱しようという気持ちがさらに固まったのでした。彼の解説でやっとリンチェンドルジェ・リンポチェが「本当に凄い!」リンチェンドルジェ・リンポチェの能力はとても不思議だとわかったのです。それによって私の心が仏法に対する信頼感がさらに強まり、数ヵ月後は妻と子供と一緒に リンチェンドルジェ・リンポチェの下に皈依したのです。

2006年6月チェツァン法王主法の「阿弥陀仏浄土法門―ポワ法」及び「本尊パルナシャバリ袪病」の大法会は寶吉祥仏法センターがリンチェンドルジェ・リンポチェの指導の下で開催されました。当時の法会は円満殊勝、私もその時で初めてリンチェンドルジェ・リンポチェにお会いする機会を得ました。リンチェンドルジェ・リンポチェにお会いできた人やその聖号を称する者がリンチェンドルジェ・リンポチェの加持を得ることが出来ると私は信じていました。当時私達に席を案内するボランティア達の整然とした動きや会場の殊勝的な荘厳的な会場の配置を見て、自然に心から尊敬する気持ちが湧き出して、主催者は紀律正しく効率的な団体であることを確信しました。その後でわかったことですが、その団体を領導した主事の方はまさにリンチェンドルジェ・リンポチェなのです。リンチェンドルジェ・リンポチェはこんなにも大きな摂受力を持たれていることに本当に驚かされました!

リンチェンドルジェ・リンポチェは嘗て、自分が法王の指令を以って仏陀の正法を伝授しており、権勢に迎合して名聞利養のため仏法を捻り曲がるような真似は絶対しないと開示したことがありました。確かにそうです!リンチェンドルジェ・リンポチェの教える仏法は限りなく日常生活に近いところにある、すべてが生活の中で実践できるし、私達が注意していない細かいところ、犯した過ちや誤りを自覚しない時、リンチェンドルジェ・リンポチェが真っ向から痛撃を与えてくれて反省させられ、自分の問題点を探し出させて、自分の間違った行動や言い方を修正させられ、多くの利益を得ることができました。リンチェンドルジェ・リンポチェが耐えず私達に注意を促すように、仏法を学ぶ目的は輪廻の苦しみから抜け出すためであり、リンチェンドルジェ・リンポチェが説いた脱離の道とは行住坐臥や衣食住行の中でどこからでも簡単に手を入れることが出来るとのことです。このような証量を持つ大成就者だからこそ、仏法を聞かせ人様の気持ちがすぅーっとさせることが出来ました。

毎回の法会の前に兄弟子達からリンチェンドルジェ・リンポチェが彼らそして彼らの家族を助けたいろいろな事跡を聞かされた時いつも不思議に思いました。「ポワ法」を修了した後に、亡くなった者の身体に瑞相が現れ、例えば、頭頂の梵穴に丸い穴が出てきたり、死斑が消えたり、腹水が原因なく消える等の自然に反する現象が起きて、それらはすべて リンチェンドルジェ・リンポチェの不思議な能力を顕すものであり、リンチェンドルジェ・リンポチェはいつも全力を尽くし、自らの命を惜しまずに彼らを助けたのでした。リンチェンドルジェ・リンポチェの教誨に感謝しながら、リンチェンドルジェ・リンポチェの教えの下で自分の間違った行動や言葉を極力改めるように努力し、極楽浄土に往生することを心から願い求め、生死の輪廻の苦しみから解放されるように願っております。

第三組 陳其勇 
2008年12月25日

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2017 年 03 月 29 日 更新