192:善知識に出会った
仏法を約五年間学習してきましたが、法会を参加したりお経を唱えたり、ボランィアしたり仏学に関連する書籍を読んで自分を充実させたりしていただけで、自分の心の持ち方についての探究の深入りにしていませんでした。しかし2007年台北アリーナで開催された「阿弥陀仏無遮大超度法会」を参加したあと、「上師」に対する概念が開けて、また兄弟子李さんの口述による上師リンチェンドルジェ・リンポチェが如何に衆生済度をした、如何に衆生の智慧を啓発、仏法を広上げ衆生を利益する事跡などを聞けて、内心はかなりの衝撃を受け、真心からチベット仏教への更なる認識を望むようになりました。それにより、2007年11月末に初めて上師リンチェンドルジェ・リンポチェに拝謁して、仏法への聴聞および皈依することをお願い申し上げました。運良く2008年1月6日に皈依することを叶えました。
毎回の仏教の会合で上師リンチェンドルジェ・リンポチェの開示そして利他の心の教えを聴聞できて、まるで優しい父親のように弟子の面倒をみているような気持ちを感じて、悪事をする気持ちも随時遮断してもらい、悪趣味に陥ることを避けられて、私の仏法への学習意志をもっと高まり、刻々反省し正しくない認識を改めることができました。さらに2008年11月に上師リンチェンドルジェ・リンポチェに随いインドへ行きました。インドで上師が身、口、意で教派のやり方を継承保護していることや、チェ・ツァン法王への尊敬の心の表しなどをこの目で見ることができました。人身は得る事が難しく、仏法を聞くことが難しく、菩薩道に遭うことが難しいと言われ、仏陀が嘗て「善知識に出会い難い」と説いた、現世は既に人身を得り、仏法も聴聞した、善知識までに辿りついて、更には自分を励み、仏法にそって修行を精進するようにしていきたいのです。
第8小組 謝艾華 2008年12月31日
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2015 年 07 月 10 日 更新