189:信者の感じた気持ち

初めてリンチェンドルジェ・リンポチェに出会ったのは、2004年台北市庁の親子触れ合いホールで開催された長寿仏法会でした。法会当日午前零時30分、中国大陸で仕事をしていた主人が万難を排し東莞から飛行機で帰って参加したことを覚えています。それは家族全員で初めてあんなに殊勝な法会を参加したからです。当時リンチェンドルジェ・リンポチェの広東語訛りの中国語はよく聞き取れませんでしたが、でも何故か非常に感動し、大慈大悲な修行者が苦労を惜しまず衆生のために修法されたからなのか、嘗ての私に傷付けられた衆生が済度されたからなのか・・・・私はそのまま連続4年間大法会を参加し、やっとリンチェンドルジェ・リンポチェへの感謝する気持ちに気付き、それを悟った時はなんだか気恥ずかしかったのです。

それ故に、2007年10月10日リンチェンドルジェ・リンポチェに謝恩するために主人と寶吉祥を訪ねました。どうしてなのか、初めて近い距離でリンチェンドルジェ・リンポチェに会えてすごく緊張していました。当時私は膝まずいてリンチェンドルジェ・リンポチェに皈依の願い及び10月のネパール仏寺の開光を参加したいとの意志を伝えたら、リンチェンドルジェ・リンポチェに皈依の願いを受け入れていただきましたが、ネパール行きの件については、土曜日になってからもう一回その宝石店に申し込みに来るように言われました。そして三日後私は再び寶吉祥に申し込みに行った時、リンチェンドルジェ・リンポチェが10月ネパールへの日程の参加を認めてくれました。リンチェンドルジェ・リンポチェにどうして参加したいかと聞かれて、私は迷わずに衆生の代わりに行きたいと答えました。しかし、この時期では飛行機の席がなかなか取り難いから、まずは空席があるかどうかを確認し、空席があった場合は参加するとよい、席が取れなければ参加できなくなるとリンチェンドルジェ・リンポチェに言われました。その後、祥楽旅行会社から空席があるとの連絡を受けました。まだ皈依してない信衆にもかかわらず、こんな殊勝な開光法会に参加させてもらえる事はリンチェンドルジェ・リンポチェに恩を感じ有難く思いました。

ネパール佛寺開光の参加によって、リンチェンドルジェ・リンポチェが法王への尊敬および直貢噶舉派厳格な戒律と殊勝な伝承に対して、いろいろと感じさせられて考えさせられました。

三ヶ月後、2008年1月6日に正式に尊き金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェに皈依したのでした。

弟子 黃秋玉 
2009年1月2日

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2017 年 03 月 29 日 更新