185:私は仏菩薩がこの世で衆生を済度するのを見た
弟子・慧玄卓瑪は至尊至貴なる金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェの御恩に感謝し、礼拝を捧げます!
弟子である私の罪業は深く悪行も大きく、もしリンチェンドルジェ・リンポチェの救済がなかったなら、とっくに三悪道の地獄での苦しみに喘いでいたに違いありません。リンチェンドルジェ・リンポチェが私達家族に与えて下さった加持と庇護を憶念すると、知らぬ間に涙が滴り落ちます。
上師リンチェンドルジェ・リンポチェの御蔭で私は再び生まれ変わりました。そして、この様な大きな福徳によって衆生を代表し至尊至貴なる金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェを崇敬し、仏教を学ぶ資糧を積み重ねることができました。
私が上師リンチェンドルジェ・リンポチェに皈依した半年後の殊勝な施身法法会に参加した後の事でした。リンチェンドルジェ・リンポチェが「もし何か悪い事が起こったり身体に不都合があった時には喜ぶべきです。」と説かれた通り、上師は御自身の福徳と御身体を甘露に変えて衆生に布施や済度を行い、衆生を苦海から救います。よって、弟子に加持を与えてまた一つの債務を返還させるのです。その日の夜、帰宅すると、すぐに上師の大慈悲力が灼たかとなりました。主人は、私が一向に自分勝手であった為に、私と共に私の実家に住んでおり、酒によってストレスを解消していました。その晩、主人は酔っぱらい私と大喧嘩になりました。私は思いも寄らぬことに自殺の考えが浮かび、飛び降りたい気持ちに駆られました。この様な境界を目前に、上師と諸仏諸菩薩の弟子に対する恩徳は頭から離れましたが、一切は上師の庇護により、ほんのちょっとの差で、私の考えは改められ、大きな過ちに至ることはありませんでした。次の日、心ここにあらずといった状態で出勤し、深く懺悔していましたが、隠された不安を感じていました。退勤後、即刻、寶吉祥宝石店で上師への謁見を求め、上師の御前で跪き、上師の広大無量の御恩及びアチ護法神の救いに対する悔いを涙ながらに述べました。すると上師は、「夫に私の死を見せてやろう。もし自殺してこの世を去ったのなら、私の為に上師にポワ法を修法してもらわなくていい」と仰りました。私はその瞬間、まるで雷に打たれたかのようでした。私の至尊至貴なる金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェは、私の昨晩の心の動きと考えを遠くから掌握していたのです。私は、仏菩薩のこの世における衆生済度を目の当たりに拝見しました。慈悲深い上師は、その後、藤枝を持って私を加持して下さいました。その時私は胸中、痛くないだろうと思っていたのですが、上師は私に身を切る痛みをしっかり記憶させ、私の累世に犯した罪業を断ち切らせる為に、大変な加持を私に授けて下さいました。私の身体の一本一本の傷跡は上師の衆生を捨て切れない気持ちを表しているのです!
幼い頃から私は父母の溺愛を受けて衣食には困ったことがありませんでしたので、依頼心が強く脆弱で、プレッシャーに弱く、現実逃避し易い性格になっていました。ですから、多少スムーズでないことが起こると、人生を面白くないと感じ、取り越し苦労し、自殺しようという考えを振り捨てることはできませんでした。至尊至貴なる金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェは、私が徹底的にこの考えを断ち切れるように加持を与えて下さいました。弟子への上師の大きな恩徳に対して、私は心を鬼にし、無感覚で、どのように恩返しをしたらよいのか分からず、人身を得たことを無駄にしていました。上師は私達弟子を大切な宝物と見做し、労苦を厭わず面倒をみて下さるのにも関わらず、私は恥を知らず、全ては当たり前の物として考えていました。私達は自分の悪業の深さを知っていますが、自分の業がどれ程深いものなのかを知る由もありません。私達はリンチェンドルジェ・リンポチェのすごさを知っていますが、リンチェンドルジェ・リンポチェがどれ程すごいのかを知る由もありません。
弟子である私はお恥ずかしながら、至尊至貴なる金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェに皈依して既に五年になりますが、今年になって初めて、私の命は上師に救われた事、家族は上師に取り戻してもらった事を自覚しました。現在、主人は菜食を始め、御酒を飲まなくなりました。性格も良くなり、奇跡が現れたのです。これら一切は全て、至尊至貴なる金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェが与えて下さった物、庇護であることを私ははっきり理解しています。
私は今日から、必ず生まれ変わりもう一度やり直します。五毒、無知、我執を必ず克服し、完全に自分を仏菩薩に任せます。必ず、至尊至貴なる金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェに対し堅固な信心と恭敬心を持ち、必ず、私の上師に完全に依止し、必ず教えを守り、疑わず、真心からの供養を行います。
至尊至貴なる金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェの法と御教示は仏様と全く同じものであることを心に刻み込みます。上師の伝承する法門を私は二度と引き伸ばして怠けることはできません。人生は無常で、仏法は聞き難し、受ける物一切は苦です。私は上師の御恩に感謝し続け、上師の説法を銘記し仏法を生活上に応用しつつ、周囲の人にも機会あらばリンチェンドルジェ・リンポチェの助けを受けられるよう願います。
弟子・慧玄卓瑪は至尊至貴なる金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェの御恩に感謝し、礼拝を捧げます!
至尊至貴なる金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェがこの世において常しえに法輪を回され、更に多くの衆生に利益されますことを祈願致します!
陳燕萍 合掌2008年12月18日
PM 09:00
2013 年 03 月 13 日 更新