178:上師の教えによる御導きに感謝致します

私を弟子として寶吉祥の大家族に皈依させて戴きリンチェンドルジェ・リンポチェに感謝致します。一昨年の2007年建国記念日の数日、私は、父母、妹、叔母と共に寶吉祥宝石店へ行きリンチェンドルジェ・リンポチェに御教示を請いました。これは私が初めてリンチェンドルジェ・リンポチェを近くでまみえた時でもありました。その前、一年に一度の大法会の他、リンチェンドルジェ・リンポチェに対しては何も知りませんでしたが、叔母の御蔭でリンチェンドルジェ・リンポチェの衆生に対する御気持ちを理解するようになりました。その後、建国記念日の休みの時、私達家族全員は、台北に行きリンチェンドルジェ・リンポチェの御教示を請うことに決めました。その時、私は、台北でリンチェンドルジェ・リンポチェとの謁見がどんな意味を持つのか全く理解していませんでした。私が知っていたのは、父母がネパールの旅に参加したがっていたので、それについて御教示を請いたいと願っていることだけでした。その後私は断わる理由がなかったので行きました。リンチェンドルジェ・リンポチェにまみえた時、私は非常に吃驚して全くどうしたらよいかわからず話せませんでした。父もまた、リンチェンドルジェ・リンポチェの質問に答える時、声が震えていました。妹は一体どうした訳か、感動の余り跪いてからずっと涙が止まらない様子でした。しかしリンチェンドルジェ・リンポチェは私達の全ての質問に深い慈悲で御答え下さりました。その後父母はリンチェンドルジェ・リンポチェに皈依を願いました。

リンチェンドルジェ・リンポチェに皈依する前、母と共に台北に行き、リンチェンドルジェ・リンポチェに懺悔のテープを聞きたいと希望したことがありました。リンチェンドルジェ・リンポチェに御教示を請う時に、私は、父と妹も懺悔のテープを聞くことができるよう願いました。すると、リンチェンドルジェ・リンポチェは、「お母さんは?」と尋ねられましたので、「母は既に伺いを立てました」と答えました。リンチェンドルジェ・リンポチェは「あなたは聴いても宜しい」と仰りましたので、父と妹もお許し願えるのか聞きますと、リンチェンドルジェ・リンポチェは笑って「あなたはドラマを見ているとでも思っているのですか?彼らが聴きたい時には自分で来ればいいのです」と仰りました。その時私はぼうっとしてしまいましたが、その後、この件についても詳細に思考してみました。異なる方式で異なる衆生を導いて下さる至尊至貴のリンチェンドルジェ・リンポチェに感謝致します。リンチェンドルジェ・リンポチェの説法は、毎回私達に異なる気付きを与えて下さいます。私を弟子として皈依させて戴き、仏法を学ぶ機会を下さったリンチェンドルジェ・リンポチェに心から感謝を捧げます。

弟子 李思穎 感謝を込めて合掌 2009年1月4日

2013 年 03 月 13 日 更新