174:皈依の経過とリンチェンドルジェ・リンポチェが私と母を助けてくださった事を感謝する

尊き金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェに頂礼します。

2003年3月、リンチェンドルジェ・リンポチェに拝謁するため、寶吉祥宝石会社を訪ねました。あの時の私は傲慢自大で、インターネットでチベット仏教の文章を少し読んだだけで、チベット仏教の事を十分理解したと勝手に思い込んで、間違っている考えや偏見を持っていました。しかも、リンチェンドルジェ・リンポチェの前でも頂礼してなかったのです。今思い出してもとても慙愧に耐えなく後悔です。私は礼儀がとても悪くて、なんとリンチェンドルジェ・リンポチェの前で信衆用の椅子に何も考えずに座り込みました。このような立派な修行者の前で、恭敬心を全然持っていなかったのです。リンチェンドルジェ・リンポチェに「大学時代で仏教のサークルやイベントに参加していたし、仏経も少し読んだことがあるけど、自分がどうやって佛学を学ぶべきかわかりません」と告げました。リンチェンドルジェ・リンポチェは親切に「佛学を習いたいなら、上師に附く事が必要です。凡夫は思うことごとが業と罪です。」と開示して下さいました。リンチェンドルジェ・リンポチェは私の心の中でまだ不信任感と疑惑感が残っていることが分かっているから、「現代人は自己防衛の心が重く、簡単に他人を信用しない。この『上師を検証する方法』のテープを持って帰りなさい。」と言って下さいました。上師の話を聞いた私は、「私が何を考えているのが全部上師に見通された」と思い、とても驚きました。テープを聴いたら少し信心を持ち始めました。何週間か後、また宝石会社へリンチェンドルジェ・リンポチェに「共修法会と施身法会に参加させてください」と頼みに行きました。そして、リンチェンドルジェ・リンポチェも同意して下さいました。

共修法会に参加し始めてから、以前の佛学に対する考えが色々間違っていたことに気付きました。リンチェンドルジェ・リンポチェは法会でいつも菜食者になりなさいと諭しましたが、グルメの私にとって、「多分無理かな」「結構時間かかるかな」と思ってました。2003年5月、リンチェンドルジェ・リンポチェは当時流行していたSARS感染症の事で、葉衣佛母法会を行いました。その日の夜、法会でもらった効力が、肉食で効かなくなるのが心配で、それからは菜食者になることを決めました。そして一ヵ月後、私は上師に皈依しました。ここで尊きリンチェンドルジェ・リンポチェに感謝します。慈悲なリンチェンドルジェ・リンポチェは衆生を見捨てなく、様々な方法を使って、私みたいな傲慢な美食家を加持し、肉食の悪習を捨て、正法を聴聞する様にして下さいました。

それからリンチェンドルジェ・リンポチェが私の目の病を助けて下さった話を話します。2006年10月頃、仕事は忙しく、長時間目を使っていました。ある日、目の調子が急に悪くなり、それで淡水馬偕病院に網膜検査に行きました。診断結果は眼底出血でした。医者に台北馬偕病院にもっと精密な検査を受けたほうがいいと言われたが、私は兄弟子の方先生に検査してもらったほうが安心なので、方先生の所に行きました。方先生は「確か出血の症状がありますね。でも西洋医に見てもらっても、出血が自然に止まるまで待つしかないと言われるし、視力が下がらないという保証もないから」と私に言いました。しかし、自分の業障は自分で受け止めるしかないと思い、家にある画像に頂礼し、法会でリンチェンドルジェ・リンポチェから頂いた甘露丸を呑みました。一週間後、台北馬偕病院から出血が止まった上、後遺症もないという結果を知らせられました。以前、二、三人の強度近視の同僚と眼底出血について話し合ったことがあり、視力がやっぱり少し影響されたと聞いたが、尊き金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェの加持のおかげで、私には後遺症もなく、昔どおりに仕事が出来ました。本当に感謝しています。

皈依した後、母にもリンチェンドルジェ・リンポチェについての色々な話を話しました。母は菜食者で、阿弥陀仏無遮大超度法会にも参加したが、縁がなくてリンチェンドルジェ・リンポチェには会えませんでした。2005年1月、母は右側の腕が痺れているから、病院に診てもらったら、椎間板ヘルニアだと診断され、医者に手術しなければならないと言われました。私が母を逸仙路にある宝石会社へ連れて行った日は、母はあまり痛くて歩くのもとても困難でした。私達はリンチェンドルジェ・リンポチェに拝謁を求め、慈悲なリンチェンドルジェ・リンポチェは母を加持して下さいました。加持の後、病状は少しよくなりました。その後、三度目の法会に参加した翌朝、母は首も腕も全然痛くなくなったと言いました。母を手術もせずに治されたことを感謝します。母も今回のことでリンチェンドルジェ・リンポチェに皈依しました。

リンチェンドルジェ・リンポチェはいつも私達を加持してくださり、過ちを指摘してくださいます。それで頑固な私も自分の欠点が何処にあるか分かり、己の身、口、意の様々な罪業や、リンチェンドルジェ・リンポチェが教えてくださったことをちゃんと実践できなかった上、懺悔心も供養心も恭敬心も足らない事を懺悔しました。しかし、リンチェンドルジェ・リンポチェはとても慈悲で、弟子達に福報・因縁を累積する機会を与えました。今生上師のような偉い修行者に出会えて、本当に感謝します。上師の御恩に報いるために、常に悪習を反省し、ちゃんと修行するようにします。

皈依弟子 楊家雄(公処定祥)2009.01.03

2009 年 05 月 03 日 更新