108:私達を生まれ変わらせて下さったリンチェンドルジェ・リンポチェに感謝します
リンチェンドルジェ・リンポチェに初めて拝謁を願い出たのは2004年7月末のことでした。私の娘の靜妍は、幼稚園にあがってから沢山の問題を抱えるようになっていました。突然原因不明の嘔吐や下痢にみまわれ、リンチェンドルジェ・リンポチェにお会いする2年程前からは幻覚を見るようになっていました。その後、ようやく因縁福報が具えられてリンチェンドルジェ・リンポチェに拝謁することができました。リンチェンドルジェ・リンポチェは、娘に問題が起っているのならば仏を学ばせるようにすること、道教神などに助けを求めて御祓いをしてもらうだけではいけないこと、を開示されました。この教えに従い、私達母娘3人はリンチェンドルジェ・リンポチェから仏法を学び始め、2週間後の2004年8月22日に皈依致しました。
2004年の10月、私は交通事故に遭い、頸椎の怪我から首が回らなくなってしまいました。手術を受けるまで病床を離れることができませんでした。そして、この時、私はリンチェンドルジェ・リンポチェによる懺悔心についての開示の録音テープを聞き、自らがこれまでに犯した悪事の数々、そして殺業の深さを思い知らされたのでした。しかし、このような私でもこの世の生きとし生けるものによって健康な体を与えられ、こうしてリンチェンドルジェ・リンポチェに仏を学ぶ機会を頂いているのだということに気づき、涙が止まりませんでした。そして、私はこの世に来た目的とこれからの人生をどう生きていくべきかを悟りました。もしも仏法を学ぶ真摯さを欠き、リンチェンドルジェ・リンポチェの教えにも耳を傾けないとしたら、私に恩徳をお与えくださった衆生と上師に申し訳が立たない、と自分に言い聞かせました。
長女の鈺亭は中学一年生の時から、次女の靜妍は小学校三年生の時からリンチェンドルジェ・リンポチェの下で仏を学んでいます。仏を学び始めてから、彼女たちの我儘で頑固だった性格に変化が見られ、年長者を尊び孝行を尽くすようになりました。人生の目標や生死に関する問題にも正面から向き合うようになりました。そうした娘たちを目にして私も安堵しています。私達母子3人が御仏の道を学ぶにあたって、リンチェンドルジェ・リンポチェは常に私達に御加持と教え諭して下さっています。また私達がお互いに励行させることができることも、すべてリンチェンドルジェ・リンポチェから頂いたのです。私達はいつも、このリンポチェの多大なご恩を身に沁みて感じています。
ここに改めてリンチェンドルジェ・リンポチェと諸仏菩薩への感謝の気持ちを記したいと思います。また、私達に仏を学ぶ機縁を与えてくれた衆生に感謝致します。私達の積んだ功徳と福徳を全て菩薩と上師に供養し、法界にある一切衆生にに回向したいと思います。この世の衆生が正信仏法を学び、苦難から離れて楽を得られ、極楽浄土に導かれることを願って止みません。
高慧君 謹んで書き上げます
2009年1月20日
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2017 年 04 月 04 日 更新