095:上師感恩文
尊き上師リンチェンドルジェ・リンポチェに皈依して7年間、多くの教えと加持を受けてきまして、私は仏法と人生の見方について異なる認識を得ることができました。
五年前、私の父が心筋梗塞で往生した時、尊き上師リンチェンドルジェ・リンポチェは、父の済度と死後のことを世話してくださり、また兄弟子方の協力を取り計らってくださいました。葬式は一切順調で、父が納棺される時の表情はいかにも穏やかでまるで眠っているようで、母と家族は父を送るのが実に名残惜しかったのですけれども、苦痛とか悲しみはありませんでした。それはすべて上師のお慈悲と福報によるものといえましょう。
私の人生は何と幸運なのでしょう!父母が苦労して面倒をみてくださってすくすく成長し、又このような大修行者に出逢うことができて、父を済度していただき、私の内心はただただ感謝のみです。
その後の数年、苦しんでいる衆生が上師リンチェンドルジェ・リンポチェにお願いして、父母を済度してもらうようすを目にする度に、私は当初父が尊き上師リンチェンドルジェ・リンポチェの済度を受けたことを思い出します。上師の大衆をお見捨てにならない誰にも平等な慈悲心は、まさに仏法の生きた教材であり、私の胸に焼きついています。
尊き上師リンチェンドルジェ・リンポチェの法王、教派及び母親に感謝する心は、私にとってまさに学ぶべきお手本でございます。上師は明るい灯火のようで、深刻な悪習を持っている私が、無力感に心は彷徨ったり、生活にたいして貪瞋痴の悪念が生じた時は、いつも上師が法会でお導きくださり、また身を持って示してくださる事を思い出して、明確なお導きを頂きます。
上師リンチェンドルジェ・リンポチェは、一切の事について仏法でもって私達に開示してくださり、千変万化で私達を不断に感化してくださいます。その少しでも学ぶことができましたら非常に役に立ちます。「人身は得がたく、仏法は聴聞し難く、上師には巡り会い難し」。私は何と言う果報者なんでしょう!尊き上師リンチェンドルジェ・リンポチェが仏法を開示してくださるのを聴くことができ、口で説いて教え身を持って教えてくださるのを受ける事が出来るのですから!私はほんとうに果報者です、上師様、ありがとうございます!
弟子 王序綸
2009 年 03 月 20 日 更新