065:そこに居ない妻の問題をリンチェンドルジェ・リンポチェは既に知っていた

尊貴なるリンチェンドルジェ・リンポチェに心からお礼を申し上げます!

私がリンチェンドルジェ・リンポチェに皈依したばかりのある日、幸運なことに私はリンチェンドルジェ・リンポチェと多数の兄弟子と共に食事をする機会を得た。食後、リンチェンドルジェ・リンポチェはあなたの奥さんは最近、物忘れが激しくはないですか?と私に尋ねました。私は少し考え、特に感じることはなく、注意をしたこともありませんでした。その日、妻はその場に居ませんでした。妻は栄民病院の看護師で、彼女と共に働く医師であり兄弟子がそこに居たので、彼は妻が病院で働いている時、患者の健康保険カードを受け取った後、何処に置いたのか忘れてしまうことがあるとリンチェンドルジェ・リンポチェに報告しました。リンチェンドルジェ・リンポチェは慈悲の心で、その原因は妻の腎臓に問題があるからだと私に言い、更にそれは出産後の養生が悪かったのが原因で、今治療すればまだ間に合うと言いました。

私は家に戻ると、その事を直ぐに妻に伝え、そして妻は漢方医に行きました。結果それはリンチェンドルジェ・リンポチェがおっしゃったとおり、腎臓に問題が起こっていました。その時、ちょうど職場の病院では職員のための健康診断があったところで、検査の結果、腎機能が既に正常範囲を超えていました。妻は漢方医に通い、漢方薬を飲み始めました。本当にリンチェンドルジェ・リンポチェが言うとおりでした。一年間漢方薬を飲み、そしてよくなりました。以前、妻の顔色は暗く、あまりきれいではなく、また非常に疲れやすかったのです。今は顔がつやつやとし、疲れにくくなり、また物忘れもしなくなりました。その後、病院でまた健康検査をしてもらったところ、腎機能は正常に戻っていました。尊貴なるリンチェンドルジェ・リンポチェの弟子への心遣いに感激するばかりです。もしもあの時、リンチェンドルジェ・リンポチェの注意がなければ、私たちもこのような状態を知ることはなく、仕事で疲れているからだろうとしか思わなかったでしょう。そして、あの時に治療していなかったら、今のように取り戻すことは非常に困難だったことでしょう。

尊貴なるリンチェンドルジェ・リンポチェの御恩に感じ入ります。

弟子 羅啟中 頂礼

2009 年 02 月 24 日 更新