059:リンチェンドルジェ・リンポチェの慈悲の加持への感謝

我が家の2008年の旧正月が不安と悲嘆で暮れてしまうのを防いで下さった、上師リンチェンドルジェ・リンポチェの慈悲の加持に心からの感謝を申しあげます。

今から3年前、私の父は不眠症を患ってしまった。しかも、鬱病と痴呆症に近い症状も呈していた。私はすぐに寶吉祥宝石店へ行き、リンポチェへの謁見を求めることにした。リンポチェは父に加持を施して下さった後、父がかつて脳に損傷を受けたことがあること、食事の油気や塩気を控える必要があること、を告げられた。私はそれを聞いて、20年前に父が交通事故に遭い脳に損傷を負ったことを思い出した。そしてリンポチェは、父の名代として私が法会に参加することをお認めくださった。その後、父の状況は少しずつ良くなっていき、自分一人で海外ツアー旅行に参加できるまでになった。父は、老人会の活動にも参加し、あちこちで遊んだり食べたりと楽しんでいた。とはいえ私は、父がじきに自分の福報を使い果たしてしまうのではないかと心配もしていた。

3年後の2007年の秋、父に以前と同じような症状が再び現れた。2008年の春節の3日前、父は脳卒中と肺炎になり、脳卒中専門の集中治療室に運び込まれた。同日、私はすぐに寶吉祥宝石店に赴き、リンチェンドルジェ・リンポチェへの謁見を求めた。夜半、友人が私にお金を返すため口座にいくらか振り込んでくれたことを知らせてきた。その友人の父も、3年前に危篤に陥った時私が彼女を連れてリンチェンドルジェ・リンポチェにお助けをお願いしに行ったことがあった。私達衆生に他者と善縁を結ぶ機会を常にお与えくださるリンチェンドルジェ・リンポチェに感謝します。私は下ろしたお金でリンチェンドルジェ・リンポチェに供養し、父の病苦を和らげてくれるようお願いした。当時、リンチェンドルジェ・リンポチェが何人かの兄弟子の供養を受け取らなかったということがあったので、私はそのことをとても心配していたが、結局問題は無く、リンチェンドルジェ・リンポチェは快諾して父に福報をもたらして下さった。実は、手術と気管内挿管まで覚悟していたのだが、リンチェンドルジェ・リンポチェのお陰で父はそれらの苦しみを味わうことなく、とても順調に回復しリハビリ病棟に移ることができたのだった。その後の父の回復は順調で、多くの卒中患者の家族が見舞いに来ては泣いて帰るなか、私達はリンチェンドルジェ・リンポチェのお助けのお陰で、不安に苛まれることもなく心をしっかりと保つことができた。上師リンチェンドルジェ・リンポチェに感謝、尊いこの活仏が我々の身近に居られる幸いを、皆様と分かち合いたいと思います。

寶吉祥仏法センター弟子 洪淑珍

2009 年 02 月 24 日 更新