004:上師への感謝

尊貴なるリンチェンドルジェ・リンポチェに感謝致します!私は元々リンパ癌の患者でしたが、リンチェンドルジェ・リンポチェは私に新しい命を吹き込み、仏法は私の人生を根底から変えてくれました。現在私の病状は徐々に落ち着き健康を取り戻しております。これら一切の奇跡はリンチェンドルジェ・リンポチェと仏菩薩の恩恵です。

2002年3月中旬、『寶吉祥』の法友である黃筱軒さんと知り合う因縁がありました。その時、彼は私の首の上に卵大の腫れ物があるのを見て、私を気遣って尋ね(その以前の台大病院の検査結果は、単なるリンパ節炎症による腫れでした)、彼自身の家族がリンチェンドルジェ・リンポチェの助けを受けた経験談を語り、寶吉祥仏法センターでリンチェンドルジェ・リンポチェにお願いするように熱心に話してくれました。

数日後、黃さんは私を『寶吉祥』に連れて行きリンチェンドルジェ・リンポチェに謁見を求めました。頂礼後、リンチェンドルジェ・リンポチェは慈悲を込めて私に腫瘍ができた因果をお話になりました。それは私が、頭部の近くにウィルスを持つロブスターを食し、恨みを持つ衆生がお腹に入ったのが原因で、頭に近い首上に腫瘍ができたということでした。リンチェンドルジェ・リンポチェは私に、法会に何度も参加して肉を口にしなければ自然に治るとおっしゃいました。しかし、丁度その週にリンチェンドルジェ・リンポチェが出国され、自分の信心が至らず、また急いで腫瘍を治したいと考えたので、近隣のアドバイスを聞き針灸治療を行いました。が、この治療は却って私の病状を急速に悪化させることになりました。元々卵大だった腫瘍が、十日も経たない内に拳大に大きくなり、傷口は赤く腫れ上がり痛みの余りベッドの上で転げ回って眠れない日々が続き、この間、倒れたことも数回ありました。

その後、私は法会に参加し始め、再度リンチェンドルジェ・リンポチェにお願いしました。その時リンチェンドルジェ・リンポチェは病院で検査するようにおっしゃいました。過ちを繰り返したくなかったので、言付けを守り私は台北栄総病院に入院しました。前後2ヶ月も経たない内に腫れ物は悪性腫瘍に変化しました。因縁は常に変化しています。私自身の信心が足りないことが基で、このようなひどい結果を生み、危うく命を落とす処でした。入院期間、私は何度も病院に休みを請い金曜日の『施身法』及び『共修(合同修行)法会』に参加しました。その中でリンチェンドルジェ・リンポチェは嘗て「私達は仏菩薩に対し、病気が自分の為になるのなら病気にしてくれるよう、死ぬことが自分の為になるのなら往生させてくれるよう、生きていることが自分の為になるのなら生かせてくれるよう、祈願すべきです。」と説法されました。リンチェンドルジェ・リンポチェは私の家族に、私が仏菩薩に対し信心があるのなら私の将来はきっと良いものとなるだろうと話されました。それを聞き、私は病状が更にひどくなることを二度と恐れなくなりました。如何にせよ、仏菩薩が私に対して最良の道を与えてくれるのです。一切は私の業力と果報であり、受け入れさえすれば良いのです!当時私は、人は死んだら財産は持参できないことを考え、懺悔の気持ちから僅かな貯蓄を供養し、私の供養により一切有情がこのような病苦から遠離することを願いました。

元々化学治療を考えていませんでしたが、家族の意思は堅く、私は再びリンチェンドルジェ・リンポチェに教えを求めリンチェンドルジェ・リンポチェに懺悔しました。リンチェンドルジェ・リンポチェは依然として慈悲によって私に開示と加持を与えて下さいました。ですから私の治療経過は医者の予想よりスムーズでした。腫瘍の大きさは20×12センチから徐々に小さくなり、しかも収縮速度は別の患者より遥かに速いものでした。化学治療は身体の力を消耗させ十分な栄養を必要とし、医者は元来、私がベジタリアンであり栄養不足となることを心配しておりましたが、実際はベジタリアン食が最良であることを証明しました。これら一切はリンチェンドルジェ・リンポチェ及び仏菩薩が私に与えてくれた加持と助力です。仏法が偉大で殊勝であることは言葉で表現できないものです。入院治療期間、死は私にとり恐怖の対象ではなく、一心に浄土への往生を願い、心からリンチェンドルジェ・リンポチェの殊勝なる「ポワ法」を得たいと渇望しておりました。私は母親に「もし私が昏睡状態になったら如何なる救急治療もしないで欲しい。私がもし死んだらリンチェンドルジェ・リンポチェに開示を求め、リンチェンドルジェ・リンポチェの言う通りに行って欲しい。」と何度も伝えました。これが私の遺言でした。私の最高の支えであり拠り所であるリンチェンドルジェ・リンポチェに感謝致します!

私自身の経験によると、リンチェンドルジェ・リンポチェと仏菩薩に対し堅固な信心があり、心から懺悔をし、継続的に法会に参加して教えに基づく行いをしさえすれば、私達の未来は良いものとなります。こうすることだけによって、嘗て私達が傷付けた無数の衆生の済度を仏菩薩に祈ることができるのです。現在私がまだ生きているのは、全てリンチェンドルジェ・リンポチェの深い恩徳のお蔭です。

退院後、私の病状は徐々に良くなりました。家族は、私が医者の言うことを聞いて3ヶ月か半年に一度、病院で検査するよう言いました。それまでの検査結果は非常に安定し家族も安心しており、ここ1年半は身体も正常で、病院の検査はしていません。(この間、病院側は私の身体の調子を確認する電話をくれました。)リンチェンドルジェ・リンポチェは正真正銘の医者の中の王であり、私達の身体と心から苦しみを取り除いてくれます。

弟子 王寶惠

2009 年 02 月 02 日 更新