稀有で貴重な施身法

写真 1

写真 2

写真 3、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは現在、毎月一回台湾台北で「施身法」法会を主催している。毎回「施身法」法会を参加する人数は1000人以上を超えた。

「施身法」はチベット仏教の直貢噶舉教派密法中の極めて殊勝な一つの済度法門であり、チベットの女ヨーガ者マジラ尊者によって創られ、チベットからインドに伝わった唯一の法門であり、さらにチベット仏教八大成就法の一つである。此れは主に空性つまり智慧の慈悲心を以って衆生を救い済度する。「慈」とは自己の楽しみで衆生の苦しみを換え、「悲」とは衆生が苦を離れるのを助ける、即ち輪廻の苦を解脱する事だ。よって、この法門を修めるには、先ず自分が輪廻を解脱し、死亡の苦しみを受けなくなって、始めて「無縁大慈、同体大悲」を修めることが出来る。

「施身法」には人のすねの骨で作った殊勝な法器(写真1、8、13)及び鈴と鼓(写真2、9、12)を使う。人のすねの骨で作った殊勝な法器特が特別に選ばれたものであるので、いかなる人の普通なすねの骨がすべて使うことができるのではない。すねの骨の形、特徴な条件、得る方式、製作の過程などについて、すべてはその決まりと一定の要求がある。その上、法器を製造した後に、更に成就する大修行者に使われたことを通じて、はじめて法器は効力を発揮できる。だから、探し当てにくくて、あなたがかてに1つの動物或いは人の骨を探して代わるのではない。「施身法」を修める時、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェはすねの骨で作った殊勝な法器(写真1・8・13)を使う。この法器を吹き鳴して得た音は、地獄道と悪鬼道の衆生、及び無縁仏の霊、特に私達世世代代の両親、祖先、及び私達が傷つけたことがあった衆生を引き招く。すべての衆生は壇城に呼び寄せられ、そしてリンチェンドルジェ・リンポチェは自分の骨、肉、血及び頭脳を甘露に化したと観想し、それを中陰身の食用に布施する。彼等は食に対する思いと望みを叶えられた後、リンチェンドルジェ・リンポチェの仏法の教えに従って、菩薩の導きを受け入れ、極楽浄土に往生又は善道に転世する。特に交通事故や天災、自殺及び他殺等の横死者は、「施身法」と最も合い呼応して輪廻の苦から解脱する。その他難病に罹った患者本人又はその眷属が、長期的に「施身法」法会に参加すれば、必ず患者の助けになる。また、この法会によく参加すれば、参列者の累世の冤親債主及び往生した眷属に大利益を齎せ、解脱を得る。家族たちの不安、家庭の不和、果ては仕事、事業及び健康に関する問題もある程度の助けが得られる。これで「施身法」の殊勝さが分かる。

「施身法」は学ぶのが難しい。何故なら先ず経典、不共四加行、閉関等を次第に学ばなければ成らず、それには少なくとも20年は掛かる。「施身法」を修めるのも難しい。「施身法」を修める時、人のすねの骨で作った得難い殊勝な法器(写真1・8・13)等を必要とし、更に大切なのは戒律を厳守し、深い禅定力を備え、空性を認められた大慈悲心がある具徳の上師が得難いのである。尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは直貢噶舉教派第37世チェツァン法王の根本弟子だ。リンチェンドルジェ・リンポチェはチェツァン法王の指導の下で、また宿世の殊勝な因縁と実修実証でチベット仏教直貢噶舉教派が伝承する「施身法」を得た。

2000年3月リンチェンドルジェ・リンポチェがインドのヂャンチュウブリン菩提寺で閉関修行なさった折、関房で尊きチェツァン法王により単独「施身法」の密法を灌頂伝授され、伝承及び法器を賜った。その時、リンチェンドルジェ・リンポチェはラマ僧に導かれ、リンチェンドルジェ・リンポチェの関房から法王の関房へ赴いたが、その途中闇夜は真っ暗で、すぐ目先の物も見えなかった。リンチェンドルジェ・リンポチェが法王の関房で法王の潅頂を受け、伝法が円満なる時、関房の上空では雷が轟き、チェツァン法王は即座、将来リンチェンドルジェ・リンポチェの仏法事業は盛な勢いで発展し、更に数多の衆生を利益する事を予言した。法王の灌頂伝授が終わり、リンチェンドルジェ・リンポチェが関房に帰る途中、黒雲は消えうせ、空が晴れ渡り、月も星も輝きを増していた。これは非常に殊勝な瑞象である。人骨で作った法器は、無常を表し、皆に死後は骨しか残らないので、何の未練があるのかと気付かせている。「施身法」を修めるときに使う人のすねの骨で作った法器は得るのが非常に難しく、殊勝な因縁が有って始めて見つかる。現在リンチェンドルジェ・リンポチェが「施身法」を修めるときに使う法器は、事故で死んだ女子のすねの骨で出来ている。これはリンチェンドルジェ・リンポチェの根本上師尊きチェツァン法王自身が「施身法」を修める時に使う法器である(写真1・3・13)。尊きチェツァン法王は2006年この法器をリンチェンドルジェ・リンポチェに賜れた。これは、直貢噶舉教派施身法の法脈が、リンチェンドルジェ・リンポチェに伝承された事を意味する。リンチェンドルジェ・リンポチェは「施身法を円満に修めれば、死者は済度され、施身法法会に参加する人はますます増える。」と開示された事が有った。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは2006年5月オランダ信衆の要請に応じて、オランダに赴き「施身法」法会を修められた<関連写真帳をクリック>;2007年11月日本信衆の要請を応じて、史上前例のない日本京都嵯峨野のトロッコ列車中で「施身法」を修められた。(写真4、5)<関連新聞をクリック><関連写真帳をクリック>。2008年日本信衆の要請に応じて、

写真 4

写真 5

日本京都寶吉祥仏法センターでセンター始めての「施身法」法会を行った(写真6)<関連新聞をクリック><関連写真帳をクリック>;2008年11月インドシーク教信衆の要請に応じて、インド北部のパンジャブ省のシーク教区にある有名なジャランダーで殊勝な施身法法会を催した(写真7)<関連新聞をクリック><関連写真帳をクリック>;この時の法会は仏教(顕教及び密教を含める)とシーク教史上、共に始めてのことである。

写真 6

写真 7

リンチェンドルジェ・リンポチェは「あなたが誰でも、何処に居ようとも、私を必要するとすれば、私は必ずあなたの側にいる」と開示したことがあった。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは長年台湾で定期的に「施身法」法会を主催している。現在リンチェンドルジェ・リンポチェは毎月一回台湾台北で「施身法」法会を主法している。毎回「施身法」法会に参加する人数は1000人を超える。(写真3、8~15)この中にはもう話しが出来なく、動く事も出来ない重病患者と癌末期の患者も含まれている。

写真 8

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更にアメリカ、日本、インド、オランダなど遠い国からわざわざ参加しに来る信衆もいた。リンチェンドルジェ・リンポチェは無数の信衆と弟子を助けて、亡くなった彼らの眷属、歴代の祖先、冤親債主などを済度し、業障を取り除いてきた。「施身法」で済度された六道衆生は数え切れないほどいる。「施身法」の法会に参加した癌患者や難病患者、長い間疾患を患っている人たちの中には、病状が改善したり、ひいては病状が消えてしまったりしたというケースも多くある。また、意識不明の重症患者でさえ、例えば日本の川島章志さん<関連写真帳をクリック>、その家族がリンチェンドルジェ・リンポチェに対して非常に敬虔な深い信仰心をもって「施身法」の法会に参加したことから、徐々に回復に向かっている。また、死者の家族が信心を込めて、リンチェンドルジェ・リンポチェが主催する施身法法会に恭しく参加した結果、火葬後の死者には、「ポワ法」が円満成就した時の瑞相が同じように現れた。即ち「其の頭蓋骨の梵穴に、縁が整然として貫通された丸い穴が顕われ(案例1及び案例2)、死者が必ず浄土に往生することを表した。」これはリンチェンドルジェ・リンポチェの願力、慈悲力が本尊阿弥陀仏と合い呼応して一切の信心深い衆生に利益することを顕し<ポワ法の円満瑞相をクリック>、 大衆は仏法の偉大さとリンチェンドルジェ・リンポチェの大慈悲、大願力に感嘆を禁じえなかった。

案例 1
往生人:施明華兄弟子
施身法を得た日付け:2009年2月22日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 2
往生人:朱柏超さん(朱冠鳳兄弟子の父)
施身法を得た日付け:2010年6月25日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 3
往生人:韓仁三さん(韓克忠兄弟子の父)
施身法を得た日付け:2011年1月28日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 4
往生人:林張惠様(林彥行兄弟子の母親)
施身法を得た日付け:2011年3月25日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 5
往生人:林玉生様(第六組林忠蓮兄弟子の父)
施身法を得た日付け:2011年4月22日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 6(写真 1)
往生人:第三組胡家旺兄弟子
施身法を得た日付け:2011年4月22日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 6(写真 2)
往生人:第三組胡家旺兄弟子
施身法を得た日付け:2011年4月22日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 7
往生人:周高金菊さん(第八組陳犁梅兄弟子の姑)
施身法を得た日付け:2011年4月22日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 8(写真 1)
往生人:陳進坤さん(第五組 陳明惠兄弟子の父)
施身法を得た日付け:2011年5月31日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 8(写真 2)
往生人:陳進坤さん(第五組 陳明惠兄弟子の父)
施身法を得た日付け:2011年5月31日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 8(写真 3)
往生人:陳進坤さん(第五組 陳明惠兄弟子の父)
施身法を得た日付け:2011年5月31日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 9(写真 1)
往生人:陳邱柳さん(陳悅慈兄弟子の母)
施身法を得た日付け:2011年5月31日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 9(写真 2)
往生人:陳邱柳さん(陳悅慈兄弟子の母)
施身法を得た日付け:2011年5月31日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 10
往生人:郭洪威さん(顔秀雲兄弟子の夫)
施身法を得た日付け:2011年12月22日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 11
往生人:黄月娥さん(黄秀華兄弟子の姉)
施身法を得た日付け:2011年12月31日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 12
往生人:陳光燦さん(李憲和兄弟子の先夫)
施身法を得た日付け:2012年2月19日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 13
往生人:余王花兄弟子
施身法を得た日付け:2012年2月19日
<衆生済度の事跡を参照のこと>
案例 14
往生人:楊友家兄弟子
施身法を得た日付け:2012年4月1日
<衆生済度の事跡を参照のこと>

現在の末法時代に在って、福徳因縁を備えてこの殊勝得難い「施身法」法会に参加でき、リンチェンドルジェ・リンポチェの加持を得た縁のある衆生は、皆深く懺悔し、心中感恩の気持ちを抱いて、この機を逃がさず、特に大事にするべきである。2007年リンチェンドルジェ・リンポチェは、ミラレバ尊者の閉関聖地─ネパールのラチ雪山で閉関中に、六道衆生が輪迴の時に受ける苦しみを観た事があり、その悲しさに耐え難く、思わず1時間も慟哭した事があった。この形容し難い苦しみは、チェツァン法王が亥年の大法会で開示された「ミラレパ尊者はかつて、六道輪迴で衆生が受ける苦しみは想像を絶するものだ、とおっしゃった事があり、思い出すだけでも恐ろしい事を、まして見るなどとはとんでもない」との言葉を彷彿とさせる。リンチェンドルジェ・リンポチェは、信衆が「施身法」法会に参加し、リンポチェの修法に頼り、世間の問題を暫く解決するだけで満足せず、なお人身は得難く、正法は聴聞し難い事を悟り、悪行を断ち善行を行い。更に発心して短い人生で仏法を学び、自分を助けるだけではなく、衆生にも利益を齎す事を切に望んでいられる。

2012 年 10 月 25 日 更新