チェツァン法王がラプチ(Lapchi)での閉関修行及びラダック(Ladakh)でのイノシシ年大法要

6月24日 に、閉関修行を円満達成され、直貢噶舉教派のチェツァン法王がGarchenリンポチェにお会いになって、ラプチGarchen Rinpoche and gave him a gold and copper statue of Milarepa, which had previously withstood fire undamaged, from Lapchi’s Chora Monastery.にあるコラ寺(Chora Monastery)の金銅製のミラレパ(Milarepa)聖像を贈与されました。その尊者聖像は以前火事に遭遇しましたが、その影響を受けることがありませんでした。

それから、カジュ教派教法の発展に貢献するため、チェツァン法王、Garchenリンポチェ及びNupaリンポチェは、チェツァン法王によって自ら切られた2本のジュニパーの中脈柱を祝聖して、その一本をガンポパ聖者(Gampopa)が創建されたDaglha Gampo寺に、そしてもうひとつはPhagmodrupa聖者が創建されたPhagdru寺に送られました。それらは釈迦牟尼仏(Shakyamuni)仏像の、中脈柱として使用されています。その柱の上に Garchenリンポチェはチッベト語で「唵(OM)」、Nupaリンポチェは「啊(AH)」、チェツァン法王は「哞(HUNG)」と書き記してあります。

6 月24 日から 7月6日 まで、山林での洞穴の水気と雨季の漏れの雨水にも恐れず、チェツァン法王はLungten Zilchen Phug洞穴へ閉関修行に行かれました。この洞穴は、1215(木-イノシシ年)年に開祖ジッテン・サムゴン(Jigten Sumgon)によってYaru Paldrakを授記され、初代のLapchi Dorzin として任命されました。(DordzinとはLapchi雪山の閉関修行の首席上師及び地元にある教派の指導者です。)  開祖ジッテン・サムゴン(Jigten Sumgon)は 「息子よ、あなたの修行地は西のLapchi です。そこには、下へ延延と曲がりくねっている黒い毒ヘビの口で、まっすぐに立っている赤い心臓の形のように見える洞穴があります。そこで、あなたは勝楽金剛(Chakrasamvara)を修持しなければなりません。」と言われました。洞穴の岩の表面から、チェツァン法王は以前はに気付かれなかった天然の湧泉を見つけられました。

チベット暦6月4日はチェツァン法王の六十二歳の誕生日です。Lapchi薈供(bumtsok)委員会が心をこめてLapchi山勝楽金剛(Chakrasamvara)聖殿(Lapchi 山脈の主峰)の裾で、14日間の大薈供(十万薈供法要 )を営まれ、30名以上の僧侶、尼、及びヨガ行者によって修習されました。  チェツァン法王の長寿を考えマンダラ献上するのに、委員会が12件の火事に遭ってもダメージを全然受けなかったミラレパ尊者聖像(法を悟る体として)、カジュ道歌集、長寿経文及び陀羅尼(Dharani)などや(法を悟る口として)、開祖ジッテン・サムゴン(Jigten Sumgon)によってDordzin Yaru Paldrakに与えられた高さ1フィートの青銅製のストゥーパ(Stupa)(法を悟る意として)。を供養されました。

チェツァン法王は四諦、仏教発展史及び直貢噶舉教派の伝承歴史をテーマとして、現場の皆様に取捨の方法を述べられ、また環境保護のため、チェツァン法王は200株以上のさまざまな種類の木をお植えになられました。

チェツァン法王はリンチェンドルジェ(Rinchen Dorje)リンポチェの喜金剛密続閉関の円満完成の火プージャー(fire puja)の修業の上師として、指導されました。リンチェンドルジェ(Rinchen Dorje)リンポチェは台湾からの漢人のヨガ行者で、直貢噶舉教派の最大の仏法センターの一つを主催しています。今年、チェツァン法王のコマンドをいただいて、Lapchiへ閉関修行に行かれました。

法王のラダック平陽寺での伝法

8月19日、チェツァン法王は飛行機にてラダック(Ladakh)の首府レー(Leh)へは、300台以上のジープで護衛され、ラダックの平陽寺に到着されました。また、同じ飛行機で、インド国家博物館蔵の仏陀の骨舎利も同様にレー(Leh)に迎えられました。

8月20日には、ラダック寺院協会が法王とダライラマ共に夕食にご招待されました。翌日、法王と地元の政府役人、軍事将校とともにレー空港までダライラマを見送られました。

法王はそのあとの二日間平陽寺で大手印五支道基礎教法(四加行)を伝授されました。8月23日に、法王は《菩提大心を起こすこと》(Great Mind Generation)により、菩提心戒を伝授され、ともに24日に戒律を授けられました。

8月25日と26日に、2万人の僧俗大衆が参集した中で、法王はマルパ(Marpa)とゴク(Ngok)の伝承を続けた9門の喜金剛本尊基礎教法を伝授されたあと大灌頂を行われました。

8月27日には、5万人の大衆を参集されて、法王はこのために、ディクンのポア(Phowa)を受け入れられ、Machig Drupay Gyalmoが伝えてきた長寿仏の灌頂を行われました。

直貢噶舉教派の公式ウェブサイトの記事を翻訳

2007 年 06 月 24 日 更新