2007年日本施身法会
2007年中旬、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは300名の弟子や信衆を率いて日本京都に赴き、嵯峨野観光鉄道株式会社社長の求めに応じ、走行するトロッコ内で施身法済度法会を挙行。法会当日の朝、空に日暈の吉象が現れる。法会の祭壇は観光トロッコの第一車両に設けられ、トロッコが保津川に沿ってはしる中で、リンポチェは壇座に昇り法を修め、沿線千百年来亡くなられた衆生と虚空の無数の有情を済度された。このように走行する列車の中で施身法法会を挙行したのは、チベット仏教史上初めての事ばかりではなく、全世界の歴史上でも先例を見ない。リンポチェが法を修めている際、トロッコで法会に参列している大衆は、共に普段とは異なる異様な寒気を感じたが、其れはリンポチェの摂受力により、済度を受けに来た衆生が、津波のように押し寄せて来たのに他ならない。リンポチェが法を修める中で、空には地蔵王菩薩の瑞相が現れ、リンポチェが衆生に利益を齎す大願力と大慈悲心は、時と空間を越え、遠くに及ぶ事を現す。
2008 年 12 月 17 日 更新