お知らせ

寶吉祥仏法センター住持上師--尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは、2012年5月25日に日本京都寶吉祥道場にて、殊勝な「不動明王火供法会」を主催されました。参列者がインド、フランス、台湾の貴賓3人、日本と台湾の信者30人、及び日本、アメリカ、中国大陸と台湾の皈依弟子204人を含んで、合計で237人です。

「不動明王火供」は不動明王を「火供」の主尊とします。「火供」はチベット仏教の中で非常に殊勝な密法で、リンポチェのレベルの行者でなければ修めることができません。尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは嘗て、こう開示されました。「火供」は息、増、懐、誅など四法の息法に属して、鬼、化け物や邪魔を慰めて、災厄を消して、吉を取り入れて凶を避けて、不思議な加持力を持ちます。しかも死魔、病魔、天魔、煩悩の魔を伏せて、仏を学ぶ障害を取り除くことができます。

2008年5月29日の京都寶吉祥仏法センター開光大典の当日から、尊勝なろ直貢チェツァン法王はリンチェンドルジェ・リンポチェを連れて火供を修めてから、リンチェンドルジェ・リンポチェは毎年日本の道場で「火供」を修持して、尊勝なろ直貢チェツァン法王の教法を伸びることと諸仏菩薩を恭しく供養することを表すだけではなくて、空虚の中の一切有情衆生に布施してあげて、六道衆生に齎す利益が広大無辺です。それで、今回の法会活動は京都寶吉祥仏法センターの開光四周年を記念するだけではなくて、日本に幸福を祈り、しかも日本のこの国と国民の福報を増やすため開催されるのです。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは今回の法会で、不動明王本尊の儀軌及び殊勝な火供を修めて、そして参列者に貴重な仏法の開示を与えて、不動明王の忿怒尊の法相及び持っている法器の意味を説明して、そして「火供」の殊勝さを開示しました。リンチェンドルジェ・リンポチェも特に、日本の寶吉祥仏法センターの不動明王の仏像の由来、及び大衆が不動明王と火供に対する誤解を開示しました。法会に参加した大衆に正知正信の仏法教導を与えました。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは不動明王本尊の儀軌を修めている過程に、威力と威厳を満たす真言を唱える声が法会の現場と空虚の中に遍満して、撮受力が極めて強大です。参列者はすべて姿勢正しく座っていて、精神を集中して、恭しく合掌して、諦聴しました。真言を唱える声に従って、リンチェンドルジェ・リンポチェは次第に不動明王と無二無別の忿怒相が現れて、法会に参列した大衆は全て不動明王本尊の加持力を深刻に感受しました。

不動明王の儀軌を円満に修めた後に、リンチェンドルジェ・リンポチェはすぐ庭の中に火供を修めに行きました。法会の前日に、日本の気候が乾爽で心地良くて、そよ風と日光があって、気象予報は近い未来の数日も雨が降らなくて良い天気だろうと予測したが、しかし、リンチェンドルジェ・リンポチェは弟子達が天蓋形のひさしを用意することを要して、法会の当日になると、やはり雨が降り出しました。火供は庭の中で行っていて、その時空に、「吽(ホン)」という雷が鳴って、絶えずゴロゴロと鳴り響いてる普通な雷鳴と全然異なって、それは本尊が降臨なされる瑞兆を象徴します。空は同時に甘露妙雨が漂い落ちました。雨の中に、リンチェンドルジェ・リンポチェは法を修めるにより、壇城の火勢が益々燃やしてきて、火炎が急に3メートルの高さまで上がって、火供壇城の火炎の中に火の神のようなイメージが現れます。

リンチェンドルジェ・リンポチェは法を修
めるにより、壇城の火勢が益々燃やしてき
て、火炎が急に3メートルの高さまで上が
って、火供壇城の火炎の中に火の神のよう
なイメージが現れます。

その後火勢が次第に強大になって、まずは火の中に、はっきりと現れるのは不動明王の高く差し上げる右手で、手が荒縄の法器を持って、高く差し上げる角度が日本の道場の中にある不動明王本尊にぴったりと一致します。

火の中には、はっきりと現れるのは不動明王が右手を高く差し上げると如く、手が荒縄の法
器を持っています。

その後火勢は燃やしてきわめて猛烈で、火の中に立っている姿勢の不動明王を次第に現れて、イメージがはっきりと鮮明で真実です。

火の中に立っている姿勢の
不動明王が現れて、イメー
ジがはっきりと鮮明で真実
です。

この時、火炎は絶えず変化していて、まるで不動明王が手に鉤を持っていると如く、仏法の慈悲と智慧を代表します。不動明王の身の上の蛇も、同じく絶えず火炎の変化の中で現れます。

絶えず変化している火炎は、まるで不動明王が持つ鉤及び身の上の蛇の如くです。

不動明王の持つ鉤が空虚に間もなく消えてなくなると見ているところ、火の中に如実に尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは姿勢正しく座って法を修めているイメージが現れて、リンチェンドルジェ・リンポチェは頭に火供を修める頂冠をつけて、火供を修めるえる法衣を着て、頂冠の形と法衣の肩掛けは全てはっきり見えて、頂冠の上に仏法の慈悲と智慧を代表する鉤があります。その後、火炎はまた、立っている姿勢の不動明王のイメージと変化しました。

火の中に、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェが姿勢正しく座っている
イメージは全てはっきり見えて、頂冠の上に仏法の慈悲と智慧を代表する
鉤があります。その後、火炎はまた、立っている姿勢の不動明王のイメー
ジと変化しました。

火供の壇城の一連の火炎は各種の異なる変化が絶えずに現れて、参列者が自ら尊きリンチェンドルジェ・リンポチェが法を修める大威徳力、及び多くの不思議な瑞相を見ました。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは法を修めている時に、法会に参加する大衆が庭の中でくねくねと続いて並んで、早足で前に歩いて供え物を恭しく受け取って、そして早足で火供の壇城の側に行って、速く供え物を火の中に投じなければなりません。列を並んで供え物を恭しく受け取る人数がとても多くて、しかも急速に移動しなければなりませんが、しかし法を修める現場は厳粛で整然として、狼狽し混乱する感じが少しも無くて、リンチェンドルジェ・リンポチェは法を修める撮受力が本当に不思議なのです。尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは絶えず殊勝な善の縁を作って、法会の参列者に何度も自ら仏菩薩を供養させて、広大で無辺の衆生を利益させる機会を与えることに恩に着ます。もし、リンチェンドルジェ・リンポチェの加持加護と引率がなければ、参列する大衆はこのように速く仏を学ぶ資糧と福報を累積する得難い因縁があることがあり得ません。リンチェンドルジェ・リンポチェはこの3時間の修法している過程に、絶えずに真言を唱えて様々な供え物を加持して与えて、そして速く絶えずに参列者の持つ皿に賜って入れて、自身の右手の関節が既に軟骨の組織がないことを無視して、この動作を千回目以上に繰り返して、修法を円満な終わるまでです。まるでリンチェンドルジェ・リンポチェが開示したように、金剛乗の上師がするいかなる事がすべて衆生を利益するためで、もう自己がありません。修法はもうすぐに終わるまでには、雨も止まって、黒雲も消えて、天空の色は赤くなって、それから、徐々に晴れていって、太陽も現れました。

修法はもうすぐに終わる時に、空は徐々に晴れていって、赤くなりました。

リンチェンドルジェ・リンポチェは火供を修めて円満に完了した後、再度道場の法席に戻って、参列者に今日修法の殊勝な意義を開示して、且つ参列する大衆にこれからもう殺生して肉の食べ物を食べるな、と勧めました。そして修法が日本に対してすこし助けることができるよう祈願しました。

法会は円満な終わって、参列者はリンチェンドルジェ・リンポチェが苦労を惜しまないで修法し、無数な衆生に利益することと殊勝な仏法の教導に恩を着ました。

2012 年 06 月 29 日 更新