2008 年8月16日、尊き リンチェンドルジェ・リンポチェは京都寶吉祥仏法センターに於ける初めての施身法会を行いました。日本の信衆及び台湾の弟子合計80 余人が殊勝な法会に参加しました。2007年12月京都のトロッコ列車上に於いて施身法を執り行なって以来、日本での第二回目の施身法会です。
法会は午後五時半に始まりました。リンポチェは先ずヨンガン・リンポチェから贈られた釈迦牟尼仏の仏像を壇城に供えてから昇座しました。「中日双方の民族は祖先を崇め、済度という風習があるが、本当に祖先を浄土へ済度出来るのはただ仏法のみ」と開示されました。施身法の貴重な殊勝性を開示してから、リンポチェは施身法を執り行い、そして人の腿骨で出来た法器で大会参列衆を加持し、また、祖師ジッテン・サムゴンの仏像を用いて、参列衆の一人一人を加持されました。
当夜は、京都に於いて祖先を祭る重要な祭日―「大文字送り火」の日です。リンポチェは法会が終わると、道場の庭園で参会者を夕食に招待し、周囲山上の大文字送り火を観賞しました。大文字が焼き尽きると、お客様は次第に立ち去られ、リンポチェは道場に残って重病患者に加持を続けて居られました。極めてご苦労です。
2008 年 09 月 16 日 更新