尊きリンチェンドルジェ・リンポチェの法会での開示 – 2021年5月23日

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは台北寶吉祥仏法センターにて自ら殊勝な施身法法会を司られ、並びに貴重な開示を授けられた。

リンポチェは修法に取り掛かり、受苦中の亡者を済度させる。リンポチェは大手印禅定の中で、殊勝な施身法を行法され、勝義菩提心により自身の一切の血肉、骨を余すことなく、諸仏菩薩に供養し、一切の六道衆生に布施することを観想され、並びに長らく六字大明呪を持呪し、慈悲なる法音が十方に遍満する。

修法が円満に終わると、リンポチェがこう開示された:

新型コロナはいつ無くなるのかと、よく聞かれている。私の答えとしては、地球の人類が殺生し、肉を食べている限り、このウイルスは完全には無くならない。凡そ六、七月辺りから、その深刻さは緩和するだろう。誰もこの疫病が台湾で急に広く蔓延するとは思わなかっただろう。それは、皆が自分自身を放埓に生活するし、殺生するし、放逸して生活したため、自分らの福報を消耗してしまったからだ。この時代に生まれ、もともと福報が足りないとは言える中で、エンターテインメントがダメだというわけではないが、ほどほどにするべきで、あまり放埓してはならないのだ。

寶吉祥仏法センターでは、去年疫病が発生した時点で、パルナシャバリの真言を24時間唱え続けるようにしていたとはいえ、当時は参列する弟子もいるし、参列しない弟子もいる状況だった。また、パルナシャバリ法会は一回挙行すればいいのかと聞く人も居るだろう。そんな簡単なわけがない。全世界70億近くという人口の中で、24時間の持呪だけで、衆生のあらゆる業力を悪から善に転じさせることはあろうか。そうだったら、何故、観世音菩薩は絶えず衆生に観世音菩薩の名号と六字大明呪を唱えさせるよう教え続けられるのか。それは、衆生が絶えず悪を為し、悪業が絶えず現われているから、地蔵菩薩はあえて「地獄が尽きない限り、決して成仏しない」というのだ。

私の弟子ではないが、信者らの中で、新型コロナウイルスにかかった後、去年2月9日付の私が唱えたパルナシャバリの真言を聞いてから、病状が改善し乃至全快する場合もある。

今の時代では、誰もが携帯を持っていて、きっとその呼出音を恋愛を褒め称えるような歌に設定しているだろう。これ等の歌を聞いても人に何も感じさせないだろう。だから、今から私のあらゆる帰依弟子の携帯電話の呼出音を、あの日に私が唱えたパルナシャバリに変えよう。弟子らの親友から電話がかかってきた折にも、パルナシャバリの真言が聞こえるようにしよう。得意先からの電話だとまずいやら、恋人がいるから聞かれるとどうなるやらと言ってはならない。一週間という期限で、そなたらに設定してもらう。菩薩道を修めると言った以上、これすら出来なければ、私の弟子をする資格がない。私はこれから弟子を撥ねよう。中国大陸に居る帰依弟子だが、前回我らがパルナシャバリの真言を唱えて以来、彼の着信音が私の持呪に設定してある。この弟子は話を聞かないとはいえ、この本尊、リンポチェを尊重している。そなたらは誰も出来ていない。そなたらがもっぱら安逸した生活を送っている傍ら、衆生が苦難を受けていては、そなたらはよくなれるのだろうか。いや、そうはならない。引っ張られてしまうのだ。

ある弟子は話を聞かなかったので、彼を法会に参列させなかったが、この弟子の同僚の父親の感染が確認されたということで、彼自身とその両親は共に14日間隔離されているところだ。こうした些細なところから垣間見れば分かるが、毎日唱えてさえいれば、きっと自分が無事に過ごせるとは限らない。そなたが衆生に問題を解決させないと、間違いなく巻き込まれるのだ。

第二次世界大戦以来、局地的に地域内の戦争や災難が起りながらも、人々はあまりにも長く平和に過ごしすぎてきた。だが、ここ数十年来、衆生は絶えず悪を為し殺生をし続けている果報は、どのように成熟するのだろうか。現時点では、戦争の兆しがない以上、他所から成熟してくるに違いない。この疫病は、ぱっと人類を消滅させることはないが、少なくとも生活に不便を齎し、恐怖を感じさせ、多くの事が出来なくなるだろう。

後記:
新型コロナの感染が持続的に拡大する中、全国が疫病防止の警戒レベル3に入っている。尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは衆生を惜しみ、法会の挙行を依然に行い続け、ただ政府の規制を厳格に遵守し、室内では五人を超えず、ソーシャルディスタンスを保つよう指示なされ、そしてビデオ通話を通して衆生に仏法によるご加持を得させ、不安と苦痛から遠ざけるよう願っている。

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2021 年 08 月 08 日 更新