お知らせ

尊き金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェがブータンで殊勝な「阿弥陀仏、観音菩薩、蓮師三合一法」、「長寿仏灌頂・修法」及び「火供」を主法、法会が円満に終了。

2016年6月20~22日、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは、初めてブータンのDorji家及び衆生の懇切な要請に応じ、ブータンに行き、殊勝な「阿弥陀仏、観音菩薩、蓮師三合一法」、「長寿仏灌頂・修法」及び「火供」法会を主法しました。

ブータンは、チベット仏教を国教としており、パドマサンバヴァが修行と閉関をした聖地でもあります。

「ヒマラヤのシャングリラ」とも呼ばれるブータンは、チベット仏教を国教としており、蓮師が閉関と修行をした聖地でもあります。尊きリンチェンドルジェ・リンポチェはここで岩伝密法を修めました。その意義は大変殊勝であり、しかも、不可思議な加持力がありました。

リンチェンドルジェ・リンポチェは招かれた後、尊勝なる直貢チェツァン法王に指示を仰ぎ、直貢チェツァン法王の同意を得たうえで、要請に応じて弘法に行きました。また、修法内容についても、事前に直貢チェツァン法王に相談して同意を得ました。このことから、リンチェンドルジェ・リンポチェが上師に対する無上の尊重と恭敬、そして、大修行者が自然に謹慎と謙虚さを表したことが分かります。本当に賛嘆せずにはいられません。

法会の参加者は、直貢噶舉のナンジュ・ケンポス、ブータン現地のツェルパ・カギュ のケンポスとラマたち、及び現地の貴賓と信衆たち、台湾からの貴賓と信衆たちで、人数は331人もいました。法会の参加貴賓には、92才で高齢のAshi Tessla Dorji女史(ブータンの亡き総理Jigme Paklen Dorjiの夫人で、尊勝なる直貢チェツァン法王の叔母さん)ブータン王女(第3世ブータン国王の娘さんで、第4世ブータン国王の妹さんであると共に、国際仏教教会の会長)、ブータン大使Tobgye S Dorji(国連貿易開発会議の事務局長 )と夫人、Gangtey Palace Hotelのオーナー(当ホテルはブータン第3世国王の皇居が再建されたもの)、ブータン王国政府の元内閣部長であるDasho Sherub Tenzin、ブータン首都ティンプーの寺院Layrab CholingのオーナーAum Thinley Lham女史と娘さんのChenchoさん、ブータンの駐チベット代表と娘さん、前任最高裁長官、ブータン老父母堂宗 王室メンバーでもあるドゥルック・エアーの初代総経理、ブータン女性企業家協会の創立者、及びブータンでの主法のためにリンチェンドルジェ・リンポチェを招いたDorji家のメンバーが含まれたした。

ちょうどブータンの雨季でした。現地の気象予報によると、6月20~22日の数日に降水確率が90%にも及び、法会開催の週間は連日の雨になるそうでした。リンチェンドルジェ・リンポチェがブータンに到着前の数日、現地では連日雨の日が続きましたが、不思議なのは、リンチェンドルジェ・リンポチェがブータンに到着して間もなく、現地の気候は予報と大きい食い違いがありました。ずっと曇って雨の天気が急に曇り時々晴れになりました。しかも、リンチェンドルジェ・リンポチェがブータンを離れるまでに、そのような快適な天気が数日も続きました。また、法会開催期間も奇妙で殊勝な瑞相が数えきれいほど起きました。尊き金剛上師リンチェンドルジェ・リンポチェが現地で殊勝な法会を主法したことは、衆生を利益し、諸仏菩薩と相応した大威徳力と大慈悲心を表したので、竜天護法と空行母も讃歎して護持しに来てくれました。

上表はブータン現地の天気予報でした。リンチェンドルジェ・リンポチェはブータンでの弘法期間、現地の天気予報で高い90%の予測が出されました。しかし、その後はずっと曇り時々晴れの天気になりました。(出所:weather.com)

2016年6月20日午前、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェはブータン首都ティンプーの寺院Layrab Cholinで殊勝な「阿弥陀仏、觀音菩薩、蓮師三合一法」を主法しました。法会開始前、ガルーダのような一羽の大きい鳥がお寺の上空を続けて飛び回っていました。雨の後、空が晴れ、山が青くて鳥たちも快く鳴き、その音が山谷に響きました。衆生は歓喜になり、大修行者が慈悲を込めて到来したことに感謝しました。

Dorji家から多数のメンバーが法会に参加しました。お祖母さん(左から2番目)も見えました。お祖母さんは尊勝なる直貢チェツァン法王の叔母さんで、第三世ブータン皇后の義理のお姉さんでもあります。

法会前、大きい鳥が梢に留まり、大修行者の到来を快く待っていました。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは薫香、楽器、宝傘の先導及び護送のもと、たくさんの花びらで覆われた八吉祥図模様の白い絨毯の上を歩いて壇城に上り、諸仏菩薩、尊勝なる直貢チェツァン法王及び尊勝なる直貢チョンツァン法王の法照に恭しく頂礼したと共に、ハタを献上し、灯をともして仏に供えた後、法座に上って主法し、並びに参加者たちに貴重な開示を賜りました。

「今回はリンチェンドルジェ・リンポチェにとって初めてのブータンの旅です。Dorji家の招きでここで法会を開催することになりました。大変感謝しております。今日は初日で、三合一の供養法を修めます。ブータンは大変きれいで安らかな国です。仏法の修行には大いに役立つと思います。私たちはいつも海外でいろんな事務で忙しいので、ブータンに来るのはなかなかできないことです。今回ブータンに来たことでブータンの国、仏教の団結及びブータンの人民にとって善の助けになれたらと思います。」

リンチェンドルジェ・リンポチェはブータンの寺院Layrab Cholingで法座に上がって修法しました。

「今日、三合一の供養法を修める理由は何でしょうか。Chukieがリンチェンドルジェ・リンポチェにお寺の本尊の写真を見せてくれた時、リンチェンドルジェ・リンポチェは大変縁起がいいと思ったからです。何故なら、お寺で供奉されている本尊が阿弥陀仏、蓮師だからです。

阿弥陀仏は人類にとって極めて重要な本尊です。出家や在家の行者を問わず、阿弥陀仏を修めたら、皆浄土に往生できます。『阿弥陀仏経』に大変重要な一言があります。それは、『不得少福徳因縁的善男子善女人、発願得往生』です。『不得少』とは、今生においてちっとも止まってはならない意味です。『福』は供養と布施によるものです。『徳』は戒定慧、つまり六波羅蜜を修行することです。『善』は十善法で、十善法は学仏においてあらゆることの根本・基礎です。これらの条件が備われば、発願で阿弥陀仏の浄土に往生できます。

十善法を言ったら、まずは不殺生が必要です。リンチェンドルジェ・リンポチェは、台湾、日本、インド、中国にいる全部の弟子と信衆に菜食することを要求しています。菜食だけで不殺生の実践ができます。浄土に往生したければ、必ず菜食することです。十善法のうち、ほかの9つについて、今回は開示しませんが、将来に機会があれば、開示します。今日、阿弥陀仏の供養法を修めることで、衆生が本尊とよい縁を結ぶことに役立ちます。」

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは修法を始め、並びに優しく開示を賜りました。

「今の2段落ですが、1つ目は阿弥陀仏に願うことで、私たちは分別心なしで仏に頂礼しました。2つ目は簡単な皈依文でした。仏の全ての言葉、体性は阿弥陀仏と同じなので、私たちは、仏法と聖衆の前で皈依します。皈依を求める理由は何でしょうか。衆生が阿弥陀仏の浄土に往生できるようにするためです。

法会に参加する時、強い慈悲心と菩提心の生起が必要です。慈悲を英語で翻訳しようと思えば、うまくできません。チベット語にせよ、漢文にせよ、慈と悲は別々なことで、全く異なる行動です。『慈』は、自分のよいものを他人のよくないものと交換することです。『悲』は、輪廻の苦海から衆生を救い出すことです。慈悲心はあらゆる仏法の肥沃な土壌であり、慈悲心がなければ、仏法はあり得ません。菩提心ですが、慈悲心という肥沃な土壌があったからこそ、菩提の種と実ができます。菩提心は、『世俗菩提心』と『勝義菩提心』の区別があります。簡単に言えば、菩提心は、仏法を学んで数多くの衆生を利益したい心です。法会に参加する人は慈悲心と菩提心を持つことが必要です。うまく修行できなくても構いませんが、この二つの心を備える必要があります。慈悲心と菩提心は、大乗仏法と金剛乗仏法を修行する時の中心思想です。この2つの心が欠けたら、大乗仏法と金剛乗仏法はあなたと全く無関係なものになります。あなたたちは未だに実践できないとは言え、この考え方を持つ必要があります。この考えを持ったら、慈悲心と菩提心を培う縁起になります。」

リンチェンドルジェ・リンポチェは続けて修法した後、再び開示を賜りました。

「今、念誦した段落は阿弥陀仏の法相を紹介する内容で、仏自身、法身が蓮花の種性に変わることを祈り、阿弥陀仏の法身の無量光を祈願しました。私たちは無死尊者、つまり阿弥陀仏に頂礼、賛美しました。阿弥陀仏はかつて法蔵比丘でした。つまり、成仏前は法蔵比丘でしたが、500個大願を発する威力がありました。私たちは浄土に頂礼しますが、誠意を込めて頂礼し、阿弥陀仏の聖号を聞いたことがあったら、時でない死は仏に救護してもらえると共に、命と智慧福徳も増えます。

私たちは本尊の阿弥陀仏に頂礼しますが、阿弥陀仏自身の法身はルビー色で、貪欲から離れ、三法衣を身に着けて謹慎で恥を知る意味を表しています。犯戒しない意味です。手に鉢を持ち、中に不死の甘露が一杯で、つまり無私の甘露が一杯入っています。私たちは本尊に頂礼し、六道で苦しんでいる衆生を済度することを本尊に祈願します。

この段落は上師が修めます。自分の心にある赤い種子真言、心にある種子真言の咒輪 を残さず釈放して一切の諸仏に供養し、あらゆる衆生を加持します。衆生を加持した後、衆生の障害を取り除くように助けます。真言の声は雷ほど大きいもので、大変強い光が溢れます。種子真言を取り入れて一切の有情衆生を利益します。リンチェンドルジェ・リンポチェが修めるので、皆は聞くだけでいいです。」

修法後、リンチェンドルジェ・リンポチェは大衆を率いて禅定を行い、そして、薈供の儀軌を進めました。参加者全員はリンチェンドルジェ・リンポチェが加持した供物をもらったと共に、法会にて上師と諸仏菩薩と食事を共にする有り難い殊勝な因縁が得られました。出家衆の弟子は参加者を率いて供茶文、供飯文を念誦して上師に供養しました。リンチェンドルジェ・リンポチェは修法を続けた後、また開示を賜りました。

「ただ今、阿弥陀仏の供養を修めました。これで、法会に参加した衆生と全ての衆生は阿弥陀仏と大変深い縁が結ばれました。阿弥陀仏とこの縁を継続するかは、あなたたちが決めます。先ほど、禅定の時間がありましたが、この禅定は極めて重要です。例え一秒だけでもいいから、あなたに禅定が現れ、この境界を覚えることができれば、往生の時にあなたには大事なことです。

続きに、観音菩薩の供養を修めます。六字大明咒はあらゆる真言の精髄です。この真言を修めるには、上師が賜った灌頂と口伝による伝授が必要です。生起次第と円満次第を連結して修持する必要があります。このような学習過程を経ずに、ただ私たちの貪瞋痴慢疑と口先の念誦だけでは役立たないのです。金剛乗の口訣にこんな説があります。持咒の時に、生起次第、円満次第と禅定を連結し、実際の修行を精進することができます。身口意でさえ解脱できなかったら、金剛総持が嘘をつくことになります。それで、逆に言えば、この方法で修行を続けられたら、きっと今生で解脱できます。」

それから、リンチェンドルジェ・リンポチェは参加者たちを率いて法本の皈依文を念誦し、しかも、現地の信衆のために一言一句で英語に通訳するように通訳担当に要求しました。その時に、寺院内に携帯をいじった信衆がいたので、リンチェンドルジェ・リンポチェは直ちに叱って止めさせたと同時に、以下のように開示しました。

「法会に参加する時、尊重の心が必要です。リンチェンドルジェ・リンポチェではなく、本尊、菩薩と護法を尊重すべきです。パーティーに参加するつもりだったら、来なくていいです。また携帯をいじる人をリンチェンドルジェ・リンポチェが見かけたら、追い出します。リンチェンドルジェ・リンポチェには1500人の皈依弟子、6つの仏法センター、13社の会社、130数名の社員を持っていますが、リンチェンドルジェ・リンポチェは決してスマートフォンを使いません。そのため、あなたたちが法会の時にiPhoneを使うことは、学仏する気がない表しです。リンチェンドルジェ・リンポチェがiPhoneを使わずに仕事をこなしているのだから、そんなものは必要がないと分かります。仏法、三宝を尊重してほしいです。今日、リンチェンドルジェ・リンポチェは厳しく話しますが、仏法を弘通して以来30年、リンチェンドルジェ・リンポチェはいつもそうしています。もし、ブータンの信衆はこのスタイルが気に入らないのなら、今後リンチェンドルジェ・リンポチェを招かなくていいです。」

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは直接に英語でブータンの信衆に開示しました。

「リンチェンドルジェ・リンポチェがここに来たのは休暇のためではありません。リンチェンドルジェ・リンポチェの専門は仏教で、リンチェンドルジェ・リンポチェは仏教徒なので、ここに来たのは、もっと仏法の大切さをよりたくさんの人に伝えたかったからです。ブータンに来れたことで、リンチェンドルジェ・リンポチェは嬉しいです。何故なら、ブータンは仏教の国だからです。あなたたちはブータン人なので、私たちよりも仏法を尊重しているはずです。法会参加中、iPhoneをいじったり、子供に話しかけたりするのを、リンチェンドルジェ・リンポチェはもう見たくありません。ピクニックに来る気分だったら、来てほしくないです。リンチェンドルジェ・リンポチェはいい加減な上師ではありません。リンチェンドルジェ・リンポチェに会見を求める人は毎日たくさんいます。もし、あなたたちは不愉快、或は厳しすぎると思うなら、リンチェンドルジェ・リンポチェは謝ります。しかし、仏経の中で、釈迦牟尼仏とリンチェンドルジェ・リンポチェの上師である尊勝なる直貢チェツァン法王は皆、同じ方法でリンチェンドルジェ・リンポチェを教育してきました。そのため、リンチェンドルジェ・リンポチェはこれを変えるわけにはいきません。申し訳ありません。」

リンチェンドルジェ・リンポチェは修法を続け、並びに参加者たちを率いて六字大明咒を念誦しました。

ちょうど、ブータンでは雨季でしたが、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェが修法し始めると、山谷中央に位置したお寺の上空に太陽の光が徐々に現れましたが、その時、周りの山脈はまだ重たい黒雲に囲まれていました。リンチェンドルジェ・リンポチェが六字大明咒を念誦した時、風が吹き始めました。リンチェンドルジェ・リンポチェの慈悲を込めた法音は風の中で虚空に響き、一切の有情を利益しました。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは開示を続けました。

「観世音菩薩は一切の慈悲を代表しています。先ほど、リンチェンドルジェ・リンポチェが叱ったことは厳しそうに聞こえましたが、本当は慈悲の表しです。上師として因果も理解できないなら、法座に上がって法会を開催する資格はあり得ません。法会の一分一秒も私たちの未来の人生にとって大切で貴重です。どの法本の中にも、法会に参加する時は自分の身と心を放任してはならないという話があります。

私たちは三宝を恭敬すべきです。恭敬は供養の表しで、供養があるからこそ、福報があります。福報があってから、仏法の学習と修行ができ、あなたの未来の人生を変えることができます。全ての福報は恭敬から生じます。法会に参加する時に恭敬が必要だと信じないことは、貪瞋痴の痴を表しています。法会に参加しても、因果を信じなかったら、来世は畜生道に堕ちる可能性があります。何故なら、例え法会に参加しても、恭敬心がなかったら、福報のあるペットになるからです。

続きに、蓮師を修めます。蓮師はリンチェンドルジェ・リンポチェよりも厳しいです。蓮師の様子はリンチェンドルジェ・リンポチェより大部厳しいのが見れば分かるでしょう。理由は、蓮師が厳しい姿を見せなかったら、衆生は怖がらず、恭敬心を持たず、仏法も聞かず、信じないからです。そのため、今からリンチェンドルジェ・リンポチェは蓮師を修めますが、皆は恭敬心を持って蓮師を敬わなければなりません。蓮師はチベット仏教にとって大変重要な上師です。蓮師がチベットに行かなかったら、チベット仏法もなかったのです。蓮師がチベットに行ってから、今でも蓮師の福徳があの土地を守っています。ブータンも蓮師に守られているので、皆は蓮師を恭敬しなければなりません。

修法中、リンチェンドルジェ・リンポチェの瞳孔に殊勝な変化が現れました。黒の一周、そしては透明の一周、更に黒の一周、奥のパドマサンバヴァと全く同じでした。参加者たちは皆賛嘆せずにいられませんでした。

リンチェンドルジェ・リンポチェは修法後、参加者たちを率いて蓮師心咒を念誦しました。慈悲の法音が清らかな鈴の音に伴われ、山々に広まって鳴り響きました。修法中、リンチェンドルジェ・リンポチェの法相が荘厳、剛猛に変化し、蓮師が現場に来られたのと同じでした。瞳孔に殊勝な変化が現れ、黒の一周、そしては透明の一周、更に黒の一周でまさにパドマサンバヴァのようでした。無量の慈悲心で衆生を加持しました。参加者たちはその殊勝な変化を目で確かめたので、皆は感動、賛嘆しました。

寺院外でブータンの信衆と寶吉祥弟子が席について一同に法会に参加しました。

リンチェンドルジェ・リンポチェは、参加者たちを率いて回向文を念誦するように出家衆弟子に指示し、並びにアキ護法の儀軌を修め、開示を続けました。

「今日の法会は円満になりました。法会に参加してくれてありがとうございました。あなたたちがこの法会に参加してくれなかったら、リンチェンドルジェ・リンポチェはこの、衆生を利益する因縁もなかったのです。それで、今日、皆は一つの善の共業の中ににいます。この善の共業は更に拡大していって更に多くの衆生を利益できることを望んでいます。また、出家衆全員には、修行のための資糧を十分に持ち、修行面で今生で皆が成就が得られるようになってほしいです。更に、ブータンの全ての信衆全員が仏菩薩と上師、護法の守りの下で、安らかな生活ができ、今生で浄土に往生できることを願います。ありがとうございます。」

法会が円満に終わった後、RARは直貢チェツァン法王の叔母さん(黄色の服の方)を加持しました。

法会終了後、リンチェンドルジェ・リンポチェはお寺を出ました。現地の信衆たちは恭敬を表し、順番に前に行ってハタを献上し、加持を求めました。感謝の喜びが皆の顔に溢れました。

午前の法会終了後、リンチェンドルジェ・リンポチェは利益衆生のことが気掛かりで苦労を構わず、続けて翌日の灌頂法会のために、前行予備法を修持しました。前行予備法が円満になった後、やっとレストランに行って食事をしました。リンチェンドルジェ・リンポチェが行ったあらゆる所で、加持を求めたい信衆が次から次へと現れました。法会に参加した出家衆、信衆のほか、ホテルのマネージャー、VIPサービスアシスタントマネージャー、シェフ、楽師、一般社員も含めて尊きリンチェンドルジェ・リンポチェはそれぞれ優しく加持しました。

リンチェンドルジェ・リンポチェが行ったあらゆる所で、ブータンの信衆が懸命に加持を求めました。

午後3時、リンチェンドルジェ・リンポチェは現地貴族の招きに応じ、現地の寺院サンドペルリ・ラカン(Zangto Pelri Lhakhang)に行き、法座に上がって修法しました。

寺院サンドペルリ・ラカン(Zangto Pelri Lhakhang)でパドマサンバヴァが供奉されており、リンチェンドルジェ・リンポチェは蓮師の仏像に恭しく頂礼しました。

リンチェンドルジェ・リンポチェは寺院サンドペルリ・ラカン(Zangto Pelri Lhakhang)で法座に上がって修法しました。

お寺の中で蓮師の法像が囲んでおり、リンチェンドルジェ・リンポチェは法座に上がって金剛薩埵を念誦しました。修法終了後、リンチェンドルジェ・リンポチェは貴重な仏法開示を賜りました。

「寺院内の仏像は何れも蓮師の化身です。ただ今修めたのは金剛薩埵でした。金剛薩埵は金剛乗において大変重要な本尊です。金剛乗を学んで成就を得るには、必ず金剛薩埵を修めて成就し、百字明咒を十万回、円満に持咒しなければなりません。一回の百字明は十万尊の仏の心咒に相当します。三枚耶戒を破ったら、懺悔しても取り返せませんが、金剛薩埵の法門だけが挽回できます。今回、リンチェンドルジェ・リンポチェは信衆の祈請に応じてこの寺院に来ました。大変荘厳なお寺なので、リンチェンドルジェ・リンポチェは嬉しいです。ここの伝承上師は厳しく仏法を教えていることが分かります。皆が仏法に対する伝承上師の厳しい心構えに従って修行に励むことをリンチェンドルジェ・リンポチェは激励したいです。」

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは苦労を気にせず、ブータンの信衆を加持しました。

リンチェンドルジェ・リンポチェはお寺を出る前、特別に寺院の出家衆たちを長らく加持しました。お寺から出た後、たくさんの現地信衆は直ちに前に出て加持をお願いしました。リンチェンドルジェ・リンポチェは優しく現地信衆を各々に長らく加持したと共に、現地信衆からのハタ献上を受けました。

2016年6月21日、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは続けてブータン首都ティンプーの寺院Layrab Cholinで殊勝な「長寿仏及び灌頂」法会を主法しました。午前中は、慈悲を込めて「長寿仏灌頂」を賜り、午後は「長寿仏の修法」を行いました。法会当日、ブータン首都ティンプーの市中心部と法会現場は大雨が降り、地面はぬかって水がたまりました。しかし、法会開始前に、大雨は急に止んで日光が現れました。参加者たちがリンチェンドルジェ・リンポチェを恭しく迎えた時に、寺院の側の森から、4、5羽の黒い大きい鳥が飛んできて人を恐れずに梢にとまりました。ガルーダの化身のようで静粛に尊きリンチェンドルジェ・リンポチェの到来を敬って迎えました。水がたまった地面もリンチェンドルジェ・リンポチェが到着前に徐々に乾くようになりました。

本来、ブータンでは土砂降りの雨季のはずでしたが、リンチェンドルジェ・リンポチェの弘法期間中、天気は意外に晴れました。

弟子たちは列を作ってリンチェンドルジェ・リンポチェを恭しく迎えました。

ブータン王女Ashi Kesang Wangmo Wangchuck(真ん中)が法会に参加しました。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは薫香、楽器、宝傘の先導及び護送のもと、たくさんの花びらで覆われた八吉祥図模様の白い絨毯の上を歩いて壇城に上り、諸仏菩薩、尊勝なる直貢チェツァン法王及び尊勝なる直貢チョンツァン法王の法照に恭しく頂礼し、並びにハタを献上し、灯をともして仏に供えました。修法前、リンチェンドルジェ・リンポチェは参加者たちに貴重な仏法を開示しました。

「今日は長寿仏の灌頂を修めます。この法本と伝承は瑪吉珠貝傑摩仏母の伝承よるものです。長寿仏は阿弥陀仏の報身仏です。もし、あなたたちは金剛乗と菩薩乗を修めているなら、報身仏の加持と助けがあったのです。今生、人間の身が得られて学仏できる人は、きっと過去世の某世に十善法を修めたことがあります。しかし、今生生まれた後、身口意で為した悪業はあなたたちの寿を害します。簡単に説明すると、今生において五戒と十善を修めなかったら、本来あるべき寿命を害することになります。

今生の寿はどこから来ましたか。仏法では、寿は福報の一部で、寿命のほかに、もう一種の福報は財だと言う言い方があります。財と富はあなたにどのくらいの金銭を持っている意味ではなく、今生においてどれくらいの物資が使えるかどうかのことです。仏経の中で、釈迦牟尼仏は人間の寿命は如何に終わるかについて開示しました。一つは寿があり、財がない死に方で、もう一つは財があり、寿がない死に方です。また、財と寿ともある死に方で、最後の一つは財も寿もない死に方です。

寿があり、財がない死に方、財があり、寿がない死に方は仏経の中で時でない死だと言われます。今日修めるこの法では、一番重要なのはこの二つの死に方のためです。財と寿ともある死に方は、今生においてたくさんの悪業をしたからです。『華厳経』に、毎日企みで他人を傷つけて自己利益を図る人ですが、天界はそのような人がこの世界でい続けることを許さないという話があります。

長寿仏の灌頂ですが、今生で輪廻を解脱しようと決意した人には、この本尊が大いに加持力と助けになります。人の寿命は福報のほかに、『地風水火』によります。この四つの元素は、人間が転生する時に持っており、一生の中で続けて使われます。しかし、この四つの元素のバランスが崩れると、人間は病気になります。今日、この法を修めるのは、この四つの元素を補うためです。身口意で為した全てはこの四つの元素を消耗するので、そのバランスを取り戻す必要があります。体が丈夫でなかったら、学仏も修行もあり得ないことになります。

体の健康を取り戻すほか、私たちの意識の『識』もそうです。雑念が多くて妄想する人がいます。今時、パソコン、iPhoneをよく使う人がいます。これらのことは私たちの意識を集中させないだけでなく、早く消耗してしまいます。現代社会に精神病に罹る人はほかの国でどんどん増えています。特に先進国はそうです。毎日、意識を貪瞋痴慢疑の中に放任するから、意識は早く消耗されます。それで精神病のような病気が生じてしまいます。

今日の灌頂ですが、法会参加者に慈悲心、懺悔心、今生で輪廻を解脱したい心、三宝を恭敬する心があれば、この灌頂はきっとあなたに役立ちます。灌頂の意味は何でしょうか。灌頂の起源は古代インドのある伝統です。昔、国王が王子に王位を継承させたい時、必ず貴重な宝瓶を使い、その中にきれいな水を入れ、宝瓶の水を王子の頭頂に注ぐことで、伝承を伝える意味を表しました。それで、灌頂の意味は、灌頂を経た後、本尊はこの法を修める権限を与えることになります。灌頂しなければ、この真言を唱えても大丈夫かと聞く人がいるでしょう。もちろん、唱えてよいです。しかし、成就は得られません。本尊から法を修める権限をもらわなかったからです。学生が学校で勉強する前に届けが必要だということと同じです。生徒の身分が分かってから先生は授業をするのと同様です。

灌頂にはもう一つの意義があります。本尊と上師による灌頂を通じてあなたの身口意を浄めることです。浄めることの意味ですが、灌頂を受けた後、私たちの貪瞋痴慢疑の垢を私たちの本来の清浄な本性から離れさせることです。学仏にせよ、修行にせよ、灌頂を受けることにせよ、清浄な仏性で加持を受けなければ、効果は現れません。

今、リンチェンドルジェ・リンポチェが開示した段落は前行でした。今時の言葉で前行を解釈すると、どんなことでも開始前に用意を整える必要があることです。仏法の修行は何でしょうか。私たちの心を改めることです。自分の心を如何に改めてこの法会に参加すれば、功徳が現れるかを、あなたたちは知っていますか。このような動機で法会に参加することこそ、本当に本尊仏菩薩上師の加持を受けることになり、効果があります。これらの開示は皆のためになれたらと思います。」

修法の時間が長かったとはいえ、リンチェンドルジェ・リンポチェは衆生のことを心配して決して疲れると言いませんでした。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは修法の儀軌を進め、修法後、更に開示を賜りました。

「 今読んだ四句は、私たちは発心すべきだという意味です。何を発心するでしょうか。菩提心です。今日、私たちは法会に参加しました。私たちが参加したとはいえ、生生世世あなたと関連した衆生もあなたが法会に参加したことを通じて利益が得られます。六道の衆生を含めて皆利益が得られます。これが法の布施です。今日の参加による布施の功徳ですが、目的は何でしょうか。一切の有情衆が成仏できるように望むことです。これが菩薩道です。意味は、私たちは自分の時間で法会に参加し、布施で得た功徳は自分のためだという利己的な考えではなく、一切の有情衆のためだということです。また、有情衆も簡単に今生だけの利益を考えるのでなく、大事なのは一切の有情衆が将来に成仏できることです。これこそが金剛乗の精神です。

次の四句は慈悲喜捨です。慈悲喜捨は修行者全員にとって大事ですし、実践しなければならないことです。『金剛経』に、菩薩道の修行は必ず人相、衆生相、我相、寿者相の四相を破らなければならない話があります。どうやってこの四相を破ると言うのですか。『宝積経』の中で、釈迦牟尼仏は慈悲喜捨を修行してこの四相を破ると言いました。この前行こそ、金剛乗の全部の基本概念です。この八句をリンチェンドルジェ・リンポチェの小さな修行経験で解釈すれば、一年をかけても終わらないので、今日は簡単で概ねに話します。」リンチェンドルジェ・リンポチェは謙虚にこう話しました。

ブータンの貴賓がリンチェンドルジェ・リンポチェにハタを献上して法を仰ぎました。

暫く修法した後、ハタ献上の儀軌が行われ、ケンポスが代表してブータンと寶吉祥の出家衆弟子、現地の貴賓たちを率いてリンチェンドルジェ・リンポチェと諸仏菩薩にハタを献上して法を仰ぎました。リンチェンドルジェ・リンポチェは修法の儀軌を行い、そして開示を続けました。

「自分の肉、血、体温、気、意識が五界にあることを観想しなさい。あなたたちの寿命は損耗、発散、破戒、彎曲、割れと揺れ、破れがあり、魔に盗まれましたが、地水火風空の精髄と、一切の諸仏菩薩、上師、本尊、空行、護法などから加持が得られます。

『寿自在的寿持明』ですが、自分は寿命を支配できず、生生世世の為した業力が支配します。ここの『寿自在』は、長寿仏を修行して成就が得られたら、寿命を延ばしたい時、そうできる意味です。長寿は自分が権力と富を享受したいからではなく、衆生と自分自身を利益するためです。『寿持明』の意義は何でしょうか。衆生の体は父親の精と母親の血が結ばれて生まれました。この二つの明点ですが、白い明点と赤い明点があります。生まれてから続けて使われ、消耗されます。白と赤の明点が尽きるほど消耗されれば、人間は死にます。『持明』の意味は、長寿仏の修行を通じれば、白と赤の明点を把握でき、速く消耗させないか、全く消耗させないことができることです。これは密法ですが、今日は伝授しません。ゆっくりと老いていきたければ、これを学ぶことです。

六道衆生の寿、福、財、命、身、権、気の全ての力の精髄を全部納めて一切の寿に関連するものに融合させるのが先ほどの寿丸、寿酒です。多くの上師はこの法を修める時、この段落を説明しませんが、極めて重要な段落です。リンチェンドルジェ・リンポチェの説明を聞いた後、あなたたちが実践できるかどうかはどうでもいいですが、要はあなたの第八意識田にこの種が撒かれたことです。」

ブータン王女Ashi Kesang Wangmo Wangchuck(左から一番目)も法会の貴賓でした。彼女は現在国王の叔母さんで、国際仏教教会の会長でもあります。

長寿仏法門は衆生の寿命と富を増やし、学仏の資糧を累積することができます。

リンチェンドルジェ・リンポチェは参加者に真っ直ぐに座るように要求し、並びに、まっすくに座らないと、中脈は通らないこと、そして、中脈が真っ直ぐになったら、加持が入ることを開示しました。リンチェンドルジェ・リンポチェは続けて修法し、観想のことを開示した後、法座から降りて自ら宝瓶を持って寺院内外の貴賓、信衆と弟子たち全員をそれぞれ加持しました。

太陽の光は大地を照らし、寺院前の広場は法会開始前の大雨で水が溜まって泥まみれになった地面はこの時、すっかり乾きました。場面はブータン現地の天気予報と全く異なりました。この瑞相は尊きリンチェンドルジェ・リンポチェが広大、無量の殊勝な慈悲心、菩提心で衆生のために修法し、諸天護法皆が加持しに来たおかげです。参加者たちは皆感動して涙が止まりませんでした。法会中、寺院内に鳥の鳴き声が続き、雀もたくさん集まって嬉しく鳴き声をあげました。衆生は歓喜になり、リンチェンドルジェ・リンポチェが到来して修法したことに感謝して讃歎しました。

続いてリンチェンドルジェ・リンポチェは参加者を率いて長寿仏心咒を念誦したと共に、薈供の儀軌を進めました。参加者たちは皆リンチェンドルジェ・リンポチェが加持した供物をもらい、並びに法会にて上師、仏菩薩と一緒に食事する殊勝な因縁が得られました。

参加者らは喜んでリンチェンドルジェ・リンポチェが加持した供物を受け取りました。

リンチェンドルジェ・リンポチェは修法を続け、参加者に法本を3回念誦するように指示しました。

「あなたたちはこの誓いを立てました。守るかどうかはあなたたち次第です。守らなくても懲罰されません。本尊と上師はあなたたちを罰したりしません。ただ、将来の学仏、修行、修持の結果に多くの障害が現れます。午前中の灌頂は円満になりました。午後は長寿法を修めます。」

ブータン王女Ashi Kesang Wangmo Wangchuckはリンチェンドルジェ・リンポチェの仏法開示を専念に静聴しました。

午前中の法会が終了後、ブータンの貴賓と信衆たちはリンチェンドルジェ・リンポチェにハタを献上して感謝の意を表しました。

寺院側がリンチェンドルジェ・リンポチェに点灯をお願いしました。

午後2時30分、リンチェンドルジェ・リンポチェは薫香、楽器、宝傘の先導及び護送のもと、たくさんの花びらで覆われた八吉祥図模様の白い絨毯の上を歩いて壇城に上った後、諸仏菩薩、尊勝なる直貢チェツァン法王及び尊勝なる直貢チョンツァン法王の法照に恭しく頂礼し、並びにハタを献上して灯をともして仏に供えました。その後、法座に上がりました。

長寿仏法会は一日中開催されました。午後、リンチェンドルジェ・リンポチェは再び法座に上がりました。

法会が始まると、今回のブータン法会の招待主のDorji女史はまず、参加者たちに話をしました。

「皆さん、こんにちは、今年は大変殊勝な年です。蓮師の誕生した年、ブータン国王の初の王子が誕生した年であると共に、ツェルパ・カギュのリーダーがブータンでツェルパ・カギュを創立して400周年になる年でもあります。国中が喜びに沸き返って祝っています。また、リンチェンドルジェ・リンポチェがブータンに来られたことにも感謝を申したいと思います。」

それから、リンチェンドルジェ・リンポチェは開示を始めました。

「今回の法会で、寺院側とホテルオーナーは特別にその家族が大事に収蔵していた釈迦牟尼仏の仏牙舎利を取り出してリンチェンドルジェ・リンポチェの加持を求めたと共に、法会参加者たちと結縁しました。この仏牙舎利は寺院の開光の時に、第3世国王の皇后から寺院とホテルオーナーのお母さんに贈られたものであり、大変長く保存されてきました。」

リンチェンドルジェ・リンポチェはケンポス(左から2番目)にチベット語で、出家衆に漢文で、『随念三宝経』を念誦して仏陀に供養することを指示しました。

リンチェンドルジェ・リンポチェはまず、短マンダを修持して仏牙舎利を供養し、ケンポスにチベット語で、寶吉祥の出家衆に漢文で、『随念三宝経』を念誦して釈迦牟尼仏に供養することを指示しました。リンチェンドルジェ・リンポチェは自ら長寿仏心咒を唱えて釈迦牟尼仏に供養し、また、仏牙舎利の持ち主を加持しました。リンチェンドルジェ・リンポチェが持咒して供養を始めた際、黒雲が覆っていた寺院の上空は一瞬に澄み渡って清らかになり、輝いた温かい日の光が放ち、太陽の周りに五彩慶雲が現れました。

リンチェンドルジェ・リンポチェが持咒して供養を始めた際、仏寺の上空に雲は消え、太陽が現れ、その周りに五彩慶雲が現れました。

リンチェンドルジェ・リンポチェは長寿仏の修法を始めたと共に、開示を賜りました。

「ただ今、皆のために念誦した祈請文の中で、上師と本尊の事業の加持を通じて以下のことを祈りました。吉祥上師の事業と寿が増加すること、修法者、施主と弟子の時でない死などの一切の災難を消すこと、一切の法事が望む通りになって修行における全ての障害を消去し、無量の全ての衆生を済度することを祈りました。これで、時でない死と八種の大きい災難、十六種の不運を消すことができ、干ばつ、戦争などのない平和の世間が享受できるし、悪因もありません。私たちの学仏を阻害するものが悪因と呼ばれます。つまり、お金と権力をあまりにも多く持っていると、私たちの学仏は阻害されます。また、忙しい人もなかなか学仏できません。

逆縁を全部消します。リンチェンドルジェ・リンポチェの学仏は全く影響されません。あなたの学仏を妨げる因縁が逆縁です。逆縁の意味は何でしょうか。例えば、閉関することを上師に約束したのに、突然に妻に反対されること、或は商売が急に厳しくなることが逆縁だと言えます。リンチェンドルジェ・リンポチェは12回の閉関をしました。阻害になったことはありませんでした。出家者の逆縁ですが、施主がいないのを心配したので、仏法をきちんと守って修行しなかったことがそうです。仏法に対するミラレバ尊者の堅持を学び、私たちの寿命、富を上弦の月みたいにどんどん増やせ、最終的に無量光仏の果位が成就できるようになってほしいです。成就できるまでに、生生世世も長寿仏を本尊とし、祈祷と加持を離れてはいけません。また、二種の次第の加持を求めてほしいです。つまり、福報、知恵と事業が妨げられずに成就できるようになることです。」

その後、薈供の儀軌が行われました。参加者全員はリンチェンドルジェ・リンポチェが加持した供物をもらったと共に、法会にて上師、仏菩薩と共に食事する有り難くて殊勝な因縁が得られました。

リンチェンドルジェ・リンポチェは続けて懺悔文を念誦して開示を賜りました。

「法会に二度と参加しない思い、心の中に無明があることを懺悔すべきです。自分がやるか、他人にやらせるかのどっちでも同じです。例えば、法会中、自分が何かを食べて他人にも食べさせたいこと、自分が携帯を面白くいじって他人にも見せようとすること、法会中退場したくて他人にも一緒に退場させようとすること、これらの行為があったら、全部本尊に許してもらうように祈ります。

リンチェンドルジェ・リンポチェの修法は速いです。法をよく知っているわけではなく、法会中リンチェンドルジェ・リンポチェは雑念が全くなく、清浄な禅定の中で修法するからです。今日の修法は名と利のためではないので、修法中は自然に仏性が現れます。また、呼吸にも関係しています。リンチェンドルジェ・リンポチェは36才から菜食し始めましたが、69才にもなった今、よりよい体調を維持しています。金剛乗の観点からだと、無上瑜伽部の修行ができたら、持咒はより速くなります。リンチェンドルジェ・リンポチェの一回の呼吸はあなたたちの20回の呼吸と同じです。それで、たくさんの時間が節約できます。肉食する人の持咒は遅いです。一息でどのくらいの真言が唱えられるかを家に帰った後実験してみればいいです。持咒の方法で金剛誦と呼ばれる唱え方があります。金剛誦ができたら、初めて持咒の時は心が乱れません。」

リンチェンドルジェ・リンポチェはその場で金剛誦で六字大明咒の念誦を自ら示しました。

「二日連続でブータンで法会を開催したことで、リンチェンドルジェ・リンポチェは嬉しいです。ブータンという国はツルパ・カギュの伝承を中心としています。リンポチェの伝承は直貢噶舉ですが、何れもパルマ・ツォクパから始まり、同じカギュ派です。数年前、尊勝なる直貢チェツァン法王はリンチェンドルジェ・リンポチェにチベットのパルマ・ツォクパ寺院を護持してそこの仏像を修復するように指示したことがあります。パルマ・ツォクパは私たちともの上師であり、パルマ・ツォクパ仏像を供養したことがあるので、今日はツェルパ・カギュ地区で法会を開催する因縁になりました。昨日午前中話したように、これが仏教の団結の印であり、よい兆しです。

今回は、Dorji家の招きに特別に感謝したいです。この招きがなかったら、リンチェンドルジェ・リンポチェはここに来ることもなかったのです。リンチェンドルジェ・リンポチェの修行はわざと縁があることを吹聴したりしません。縁があれば、行きます。きっと、仏菩薩も上師もこの法会の開催で喜ぶと思います。」

リンチェンドルジェ・リンポチェは今日修法に使った長寿仏の仏像を今回の招待主であるDorji家に特別に賜ったうえで、その一族の子供さんに優しく聞いて加持しました。その後、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは参加者を率いて回向、『求生極楽浄土祈請文』とアキ護法の儀軌を修持し、大衆に寿酒と寿丸を与えました。そして、開示を続けました。

「今日使った英語の法本は全部回収します。一生で菜食ができなければ、長寿仏の修行は無理です。現場に菜食し始めた信衆が一人いるので、法本を持ち帰っていいです。」リンチェンドルジェ・リンポチェがその信衆に聞いたら、その信衆は近頃菜食を始めたと返事しました。

「釈迦牟尼仏は、肉食は慈悲の種を断つと話しました。仏経には、三浄肉、五浄肉、九浄肉を食べてよいという話がありますが、条件付きです。一本の草でさえ生えない所に限って食べてよいのです。衆生の命を傷つけ続けたら、一番直接的な因果は体が弱くなることです。リンチェンドルジェ・リンポチェは69才にもなりましたが、高血圧も心臓病も糖尿病も血中脂質もありません。膝も丈夫です。こんなに長く修法できるのは、根本的には菜食しているからです。

今日は皆とこの縁を結びました。釈迦牟尼仏の言葉を聞き、衆生の命を傷つけないでほしいです。菜食することができるなら、法本をあげます。そうでなければ、回収します。長寿仏と結縁しただけで、長寿仏を修行して成就を得ることができません。この法本にある祈請文の全ては実践できることです。今日は釈迦牟尼仏の仏牙舎利を見る因縁がありました。『宝積経』に釈迦牟尼仏のこんな開示があります。舎利は衆生と結縁するため残されたものであり、崇拝のために使うものではありません。仏の舎利を崇拝するよりも、具徳で如法の上師の一句の指導を聞いたほうが功徳がずっと大きいです。」

寺院側は大事に収蔵していた仏牙舎利を取り出してリンチェンドルジェ・リンポチェに加持をお願いしました。

「今日のこの機会で、寺院オーナーは仏牙舎利を出して皆と結縁しました。大変よいことです。全員が中に入って釈迦牟尼仏の舎利を拝見することを、仏牙舎利の所有者が同意してくれたらと思います。」その場、リンチェンドルジェ・リンポチェは寺院オーナーに、外の信衆を中に入れて拝見させてもいいかと尋ねました。寺院オーナーは喜んで同意しました。それで、リンチェンドルジェ・リンポチェは参加者たちは寺院に入って仏牙舎利を瞻仰してよいと開示し、並びに仏牙舎利の所有者に白傘蓋仏頂 の金剛結びを10パックを与えました。それぞれに二つの甘露丸が入っていました。

リンチェンドルジェ・リンポチェは仏牙舎利の所有者の同意を得て参加者を寺院に入れて釈迦牟尼仏の舎利を瞻礼させました。

「リンチェンドルジェ・リンポチェの教え方は大変厳しいですが、皆のためです。リンチェンドルジェ・リンポチェの上師である尊勝なる直貢チェツァン法王は、リンチェンドルジェ・リンポチェの厳しい教え方はチベットの古い伝統の教え方に基づいたものだと話したことがあります。また、こんな冗談も話しました。子供の頃、法王の先生が法王に頂礼したら、法王は必ず直ちに逃げました。何故なら、先生に叩かれるからでした。リンチェンドルジェ・リンポチェは法王の伝承を受け継いだので、もちろん同じく弟子を指導します。この教え方だと、上師のほうが大変ですが、弟子と信衆の将来には大変役立ちます。そのため、釈迦牟尼仏と蓮師の教え方に固く従います。蓮師は大変厳しいでした。特に、蓮師はブータンで閉関したので、ブータンでの教え方もきっと厳しいと思います。皆には仏法の加持と助けを得て将来の人生が幸せで円満になってほしいです。ありがとうございます。」

法会は円満になりました。参加者たちは起立、合掌して一斉に声を上げて尊きリンチェンドルジェ・リンポチェに感謝し、リンチェンドルジェ・リンポチェが法座から降りるのを恭しく見送りました。寺院外の現地信衆は、リンチェンドルジェ・リンポチェの慈悲なる加持と主法に感謝し、相次いで前に出てハタを献上しました。リンチェンドルジェ・リンポチェは一人一人に優しく加持し、現地信衆からのハタ献上を受けました。

ブータン王女Ashi Kesang Wangmo Wangchuckは法会の後、リンチェンドルジェ・リンポチェに会見を求めてハタを献上しました。

リンチェンドルジェ・リンポチェは慈悲を込めてブータン王女Ashi Kesang Wangmo Wangchuckを加持しました。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは寺院を出る前、特別に寺院の出家衆を長らく加持しました。寺院から出た後、現地のたくさんの信衆は直ちに前に出て加持を求めました。リンチェンドルジェ・リンポチェは現地の信衆の全員を長らく加持して現地の信衆からハタの献上を受けました。

2016年6月22日、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェはブータンのパロ旧宮殿(Gangtey Palace)で殊勝な「不動明王火供」法会を主法しました。リンチェンドルジェ・リンポチェが主法した火供法会の会場はGangtey Palace Hotelが提供しました。このホテルはDorji家に所属し、ブータンの第3世国王の宮殿が建て替えられたものです。

当日は晴れて暑い天気でしたが、リンチェンドルジェ・リンポチェが火供法会の会場に到着した時に、空に大きい日暈が現れ、周りに虹色の光が囲み、まるで五彩の花びらが間で咲いたようでした。法会開始前、3羽の黒い大きい鳥が空を低く飛んで会場の上空を回っていました。法会中、鳥たちは上空をずっと飛び回って離れようとしませんでした。

空中の雲はあっちこっちから集中してきて巻き付き、固まって厚くて重い竜の姿になり、周りに金色の光が漂いました。雲の隙間から金色の光が放ち、温かい金色の光は徐々に涼風に入っていって法会の現場を吹きました。参加者と弟子たちは涼風で熱さを感じませんでした。この大面積の竜の姿をした雲は最初から法会が終了までに火供法会現場の上空に留まりました。

火供法会が始まる際、空から5回の雷が聞こえました。法会が円満になった後、空からもう一度雷が鳴ってゴロゴロと大変低い音でした。リンチェンドルジェ・リンポチェの無量の慈悲心に仏菩薩も感動して現場に来られました。

法会が始まる時、空から5回の雷が聞こえました。リンチェンドルジェ・リンポチェが火供法会を円満に修めた後、空からもう一度雷が鳴りました。雷は遠くから伝わって来てゴロゴロと低く鳴りました。聞こえた者は皆、雷の振動から猛烈な勢いを感じ、竜が嬉しく舞うような雰囲気でした。不動明王が火供法会の会場に到来したことの印でした。尊きリンチェンドルジェ・リンポチェが広大で無辺の慈悲心で衆生を利益する弘通事業をあまねく行い、諸仏菩薩も感動した瑞相でした。

ブータン現地のラマと信衆たちは列を作って尊きリンチェンドルジェ・リンポチェを恭しく迎えました。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは法座に上がり、参加者に貴重な仏法を開示しました。

「リンチェンドルジェ・リンポチェはブータンのパロ旧宮殿(Gangtey Palace)の花園で衆生のために、チベット仏教の火供を修持します。『大蔵経』に、火供には大きさの異なる3つの壇城があるとの記載があります。今日は大壇城の火供を修めます。火供に息、懐、増、誅の4つの法がありますが、今日は息法の火供を修めます。

息法を修めることで、衆生の学仏における障礙を消すことができます。もし、三宝に対する参加者の恭敬心が十分であれば、全ての災難と病苦を消すこともできます。長期間に渡って息法の火供を修めたら、地域の平和に役立つし、天災、或は戦争も避けられます。火供はインド教から伝わったものだと言う人もいますが、この言い方は正しいとは言えません。何故なら、仏法においては諸仏菩薩に供養するのにあらゆる方法を使ってよいからです。

火供の特徴は、本尊を修持し、本尊が火供の壇城に来られることを祈願することが必要です。

火供の特徴ですが、本尊を修持し、本尊が壇城に来られることを祈願することです。もちろん、火神、空行母もそうですが、火供を通じて十方諸仏菩薩に供養し、一切の有情衆生に布施します。火供の時に、いろんな供物が火供の壇城に入れられて供養としますが、それぞれの供物には、その特別な意義と作用があります。病苦を軽減するものもあれば、富を増やすものもあります。」

「今日、祈請する本尊は不動明王です。不動明王の頂厳は観世音菩薩です。もし、観音法門を修めて成就が得られなければ、不動明王を招きたくてもできません。不動明王は八大明王の一人目で、身は黒青色、忿怒相を現し、右手で剣を高く上げ、左手に黄金と銀で作られた縄を持っています。縄に二つの鉤があります。右手に持った剣は仏の智慧を表し、鋭い剣が我々の煩悩を断ち切れるような意味です。左手に持った縄は衆生の煩悩障と所知障を二つの鉤で引っ掛けて戻して仏法を受けさせる意味です。

直貢噶舉の不動明王の形は左膝が跪いていますが、右膝はそうではありません。両脚で四つの魔、すなわち煩悩魔、死魔、天魔、病魔を抑えています。意味はこの本尊を修めたら、この四つの魔を降伏させ、私たちの修行面の障害を減らせることです。そのため、今日はこの本尊を火供の主尊とします。

一般に、チベット仏教では、三年の閉関と一つ無上瑜伽部を修めたら、閉関後は火供を修めます。閉関の修行を終えた後、火供の修行を通じて福徳の資糧を速やかに累積し、衆生を利益したいためです。閉関を経なければ、一般の信衆や弟子のために火供を修めるのは不可能です。しかも、主法の上師は噶舉派の大印契において、少なくとも離戲瑜伽までの修行をし、息、懐、増、誅の四法の閉関と成就を円満にしなければなりません。空性の知恵に成就があってからでないと、この火供を修めても衆生を利益することができません。もしも、火供を修めるこの条件がなければ、物を焼くだけのことになります。」

リンチェンドルジェ・リンポチェは開示後、侍者の協力で重さが数キロもある骨で装飾された法衣と法帽を装着し、暑い中苦労を構わずに衆生のために修法しました。そして、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェはこう開示しました。「今日の火供に選ばれた場所は縁起がいいです。リンチェンドルジェ・リンポチェの座っている法座の真正面に一軒の寺院があり、その下方に山谷と川があるので、大変縁起のよい場所です。」

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは重さが数キロにも達した骨で装飾された法衣と法帽を身に着け、暑い中苦労を気にせず、衆生のために修法しました。

リンチェンドルジェ・リンポチェは修法中、続けて忿怒相を現し、様子は剛猛、荘厳で、極めて殊勝でした。続いてリンチェンドルジェ・リンポチェは法座から降り、自ら火供の壇城に近付け、吉祥草を一本ずつ置きました。リンチェンドルジェ・リンポチェは、先ほどの修法は、この火供の壇城を浄め、並びに火神が火供の壇城の中心に座って衆生の供養を受けるように迎えるためだったと開示しました。

火供の儀軌を進めた時、リンチェンドルジェ・リンポチェは参加者を前に行かせて加持された供物を優しく与えました。現地の貴賓、信衆と弟子たちは自ら供物を火供の壇城に入れて諸仏菩薩に供養し、衆生に布施しました。リンチェンドルジェ・リンポチェの修法は数時間も渡りました。中断することなく、持咒していろんな供物を加持し、並びに供物を参加者たちのお皿の中に続けて渡しました。その回数は5千回も達しました。

火供を修める時リンチェンドルジェ・リンポチェが付けていた法衣は骨で装飾され、各々の骨装飾は角張っており、大変鋭いでした。リンチェンドルジェ・リンポチェが供物を取って皆に与えた度に、骨装飾の鋭い角はリンチェンドルジェ・リンポチェの肉を差しました。5千数回で、リンチェンドルジェ・リンポチェの肌は差されて真っ赤になりました。リンチェンドルジェ・リンポチェは高齢で69才にもなり、右肩に軟骨組織がないまま、持咒、観想、法本念誦、供物加持を続けたうえで、供物を150名以上の参加者たちのお皿に渡しました。体が受けた負担はとても想像できませんでした。リンチェンドルジェ・リンポチェは命のエネルギーを尽くして衆生を利益し、金剛乗の密法行者が持つ殊勝な大菩提心を示現しました。衆生を利益したい大成就者の願力は不可思議で天地にも感動させました。

参加者たちはお皿内のリンチェンドルジェ・リンポチェが加持した供物を火供の壇城に入れ、諸仏菩薩に供養して衆生に布施しました。

参加者全員が間に合って供物を受け取れるように、リンチェンドルジェ・リンポチェは常に皆の足元と状況に気を配ったと共に、視線で衆生を加持しました。150名以上のブータンの信衆は老若男女を問わず、皆でお皿を持って敬った気持ちで参加し、口の中で続けて真言を唱え、リンチェンドルジェ・リンポチェに感謝しました。初めて火供に参加したブータン人民がたくさんいましたが、リンチェンドルジェ・リンポチェの殊勝な加持の下で、皆は順序よくに供物を受け取り、微笑んで歓喜心が溢れ、深く感謝、賛嘆しました。

壇城内の炎は変化したいろんな瑞相を現し、火の音がゴロゴロと響きました。

修法中、壇城内の炎が自由自在に変わり、1メーター以上に達したこともあり、まるで火神が現れる様子でした。炎は続けて変化していろんな瑞相を現し、ゴロゴロと響きました。火供法会終了後、ブータンの貴賓たち全員は中国語で一斉に「リンポチェに感謝します」と声を上げました。歓喜と感謝の気持ちが溢れた顔をしていした。修法後、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは自ら大衆を率いて『求生極楽浄土祈請文』を唱え、慈悲の声が山谷全体に広がり、周辺の無数の衆生も加持を得ることができました。

火供法会は円満になり、リンチェンドルジェ・リンポチェは少しも休まず、続けて参加者に貴重な仏法を開示しました。

「今日、修めた火供は大変に円満になりました。ブータンのたくさんの信衆もあっちこっち走ったりする機会ができました。」リンチェンドルジェ・リンポチェは特別に英語で開示しました。「今日は体を鍛える大変よい機会になりました。あなたたちは普段滅多に運動しないので、今日は体重がたくさん減ったのではないでしょうか。法会が終わっても、あなたたちはたくさんの食事や肉を食べたらいけません。諸仏菩薩は衆生が肉食するのを反対しています。今日、リンチェンドルジェ・リンポチェは一所懸命に上師、本尊と護法に、一切の衆生とこの国の人民を助けるように祈りました。この土地が平和、繁栄になることを望んでいます。また、皆の願いが叶ってほしいと思います。ありがとうございました。」

参加者たちは一斉に声を上げてリンチェンドルジェ・リンポチェに感謝しました。尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは弟子を率いてアキ護法の儀軌を修めた後、再度に開示を賜りました。

「修法の後は、必ず護法を一回修めます。理由は、護法の守りで私たちの修法が順調になったことに感謝するためです。アキ護法はずっと私たち、直貢噶舉の不共護法でい続けてきましたが、密乗においては、アキ護法は金剛亥母の身口意の化身です。金剛亥母は、密乗の修行において大変重要な本尊です。どの法門を修めるかを問わず、必ず金剛亥母に関係しています。

一回の火供を修めるのに、たくさんの人、金、物が必要ですし、発心する施主も必要です。今回のことでDorji家に心から感謝しています。全てのことをうまく手配してくれました。この三日間、リンチェンドルジェ・リンポチェがブータンで行った法会の全てが円満になりました。リンチェンドルジェ・リンポチェは、この一族が生生世世も仏法を護持し、大きい福報と知恵が累積できることを望んでいます。この三日間で法会に参加したブータンの信衆はこの善の業力を分かち合うことができます。運動のために来たにせよ、法会参加のために来たにせよ、この善の果報が分かち合えます。諸仏菩薩がこの土地、そして現任の国王を守り続けることを祈ります。ありがとうございました。」

法会は円満に終了しました。参加者たちはリンチェンドルジェ・リンポチェの修法と慈悲なる開示を感謝するため、一斉に声を上げました。起立して尊きリンチェンドルジェ・リンポチェが法座から降りるのを恭しく見送りました。祖師ジッテン・サムゴン、歴代伝承上師、三恩根本上師である尊勝なる直貢チェツァン法王、尊勝なる直貢チョンツァン法王及びアキ護法の加持と護持の下で、三日間の法会は清浄、円満になり、功徳が広く無辺の衆生を庇い、参加者たちは皆法喜に満ちました。

今回のブータン弘法の旅で、尊きリンチェンドルジェ・リンポチェが修持した密法は何れも直貢噶舉の殊勝な岩伝密法でした。主法者には深い顕教の基礎と密法の修行が必要であると共に、厳しく次第の修行を経て成就を得ること、及びリンポチェの果位がなければなりません。全てが衆生の離苦得楽を助けるためだけの空性慈悲心と勝義慈悲心がなければ、修法は本当に衆生を利益できません。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェはお年寄りが持って来た水を加持し、お年寄りはその水を持ち帰って家族と一緒に分けることができました。

法会が円満になった後、ブータンの信衆は懸命にリンチェンドルジェ・リンポチェにハタを献上ました。感謝の気持ちが溢れて顔現れまして。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは、今回の法会のハタ献上の供養金を全額ブータン現地に寄付し、現地の衆生を利益しました。リンチェンドルジェ・リンポチェは何時でも身口意で行動を示し、完全的に心血を注ぎ、布施、供養をしています。最も恭敬で清浄な心で仏菩薩に供養し、現地の人民を助けました。衆生も上師の広大な慈悲心と菩提心を深く感じました。

尊きリンチェンドルジェ・リンポチェは古き純潔な国で、清浄な伝承のある殊勝な密法を修持し、奇妙な加持力がありました。正信の仏法が全世界に広がり、無辺無際の有情衆生を利益したと共に、世界の仏教界の団結を促進しました。まさに仏教界の殊勝な盛事でした。

2016 年 07 月 12 日 更新